■福澤克雄氏とA氏が方向性を巡って完全決裂か

 A氏は阿部主演の『DCU』をはじめ、『半沢直樹』や『下町ロケット』、『陸王』などでプロデューサーを担当。福澤氏とともに多数のヒット作を世に送り出してきたTBSを代表するドラマプロデューサーだ。

 しかし、ここ数年で2人の関係に変化があった、と今年1月30日配信の『週刊女性PRIME』が報じていた。

 2021年4月クール放送の『ドラゴン桜』は、本来は福澤氏とA氏のコンビで制作する予定だったものの、クランクインの数か月前に方向性を巡って2人が仲違いしてしまい、A氏に代わって飯田氏がプロデューサーに就任したという。

『DCU』にも本来は福澤氏が参加するはずだったとされる。また、2020年7月クール放送の『半沢直樹』を巡っても、方向性を巡って意見の食い違いがあったと記事では伝えている。

■堺&阿部の共演作が事実上の“新”『半沢直樹』に!?

 前出の制作会社関係者が続ける。

「TBSはお化けのような高視聴率が取れる『半沢直樹』の続編を今後も作っていきたいはずです。

 福澤氏も“半沢直樹が頭取になるくらいまでやってみたいなと思っています”と意欲をにじませていましたが、福澤氏とA氏の確執、色がつきすぎるのを嫌っているという堺さんサイドが首を縦に振るのかどうか、さらには香川照之さん(57)のスキャンダルなどもあって、続編制作は、現実的にはなかなか難しいとも言われています。

 そんな中にあって堺さんと阿部さんが共演する来年7月の、超豪華ドラマが事実上の“新”『半沢直樹』になるのではないか、ともささやかれています。

 ドラマの内容も『半沢直樹』と通ずる“企業もの”だし、何よりとんでもない豪華キャスティング。注目度は抜群に高いですし、視聴率もとんでもないことになるはずです。Netflixなどでの配信など、世界展開も視野に入れているのではないでしょうか」

 2023年夏の「日曜劇場」は歴史に残る超大作ドラマになりそうだ!

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