■川島明のツッコミで生き生きする2人

 2問目は“この冬行きたい観光地ランキング”で、阿部亮平(29)がどこの観光地を選ぶか迷っていると、川島が「さかなくんはどう思いますか?」と、“さかな”を“佐久間”のアクセントで呼ぶイジりで質問した。さらに、ずっとマスクをつけいて、息が苦しくなったようで、ぜぇぜぇと息をしはじめた佐久間。早く答えるよう、指をクルクル回して”時間を巻いて”のジェスチャーをすると、川島は「さかなディレクター、陸上で呼吸できない」とイジった。

 クイズの結果は、宮舘が10位の“富士山”を選んでしまって不正解。偶然にも『ラヴィット!』に出演しているメンバーが揃って罰ゲームを受けることに。黄色いヒヨコのゴムマスクを被った宮舘に、川島は「ちょっと待ってください、ラヴィットペア最悪じゃない?」とツッコんだ。

 そして、宮舘は自分の席に戻ろうとするが、視界が悪くて椅子が見えない様子。手探りで椅子に座る姿に、川島は「あ、鳥目なんだ」とイジった。さらに、ゴムマスク姿が揃って映ると、川島は「次のラヴィット、これで出ていただく」と宣言し、宮舘と佐久間は頭を抱えていた。

 川島の「ゆっくりしゃべるだけ」の強めなツッコミは、もはや宮舘を芸人として見ているようだ。佐久間のマスクをかぶってからのボケもほとんど芸人レベルのふるまいで、さすが、芸人が大喜利状態でしのぎを削る、『ラヴィット!』で鍛えられているだけはある。

 来年3月には、ライバルの『スッキリ』(日本テレビ系)が終了する。朝の情報番組の常識を覆した、お笑い重視の内容が定着しており、『ラヴィット!』がますます勢いに乗ることは間違いない。火曜日レギュラーとして出演している、宮舘と佐久間の活躍にさらに期待したい。

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