■『ゴールデンカムイ』のオファーも一蹴か

 平手は欅坂46在籍時からそのカリスマ性でグループの人気をけん引。一方で“腫れ物”扱いで扱いにくいという報道もあった。

 7月クールのドラマ『六本木クラス』(テレビ朝日系)ではヒロインの麻宮葵を好演。その演技に目を奪われた視聴者も多く、“史上最高のハマり役”との呼び声も高い。

「平手さんは『六本木クラス』への出演を熱望し、ドラマに出演するためにそれまで所属していた事務所を辞めて、新事務所に移籍したほど。このエピソードからもうかがえますが、平手さんは“自身が演じる価値があるかどうか”を判断して、作品に出演するかを決めるこだわりの人だといいます。

 人気漫画『ゴールデンカムイ』(集英社)の実写化が決まり、山崎賢人さん(28)が主演に内定していると報じられていますが、当初は、アイヌの美少女・アシリパ役には平手さんを起用することが検討されていたとそうなんです。

 ところが平手さんサイドは断ってしまったと。『ゴールデンカムイ』は大ヒット漫画で、実写化作品も世界的なヒットになることは間違いないはず。ただ、“アシリパ役を自分が演じるのは違う”と考えた結果、せっかくのオファーだったものの断ったと見られています。これには、映画関係者、芸能関係者から驚きの声が上がっていましたね」(前出の芸能プロ関係者)

■新事務所移籍後は落ち着いたと思われた平手だが……

 平手は、撮影が進められようとしていた『ムーラン・ルージュ』も「自分が演じるのは違う」とドタキャンしてしまったのだろうか――。

「昔からコントロールできないタレントという見方をされていましたが、新事務所に移籍して新しいマネジメント体制になってからは平手さんも大人になり、だいぶ変わってきていたと思われていたんです。

 しかし、今でも作品へのこだわり、女優という仕事への意識の高さもあるのでしょうが、具体的に作品が動き出してからも“違う”となったら“出ない”という判断をしてしまうのかもしれませんね」(前同)

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