■“ティアラ”たちからは多くの悲痛な叫び

【※この先、『君の花になる』最終回のネタバレを含みます】

 そんな状況下で放送された『君の花になる』の最終回は「現実とのシンクロ」と、「こうだったらいいのにな」という、キンプリファンにとってある意味で理想の世界が放送されたと言えそうなのだ。

 最終回の大筋は「ライブツアー最終日で解散発表をするはずだったが、最終的に解散は中止。弾と有起哉(演:綱啓永)の“2人”が“成長した5人が帰ってくる場所”として8LOOMを残し、3年後に再結成を果たす……」という内容だった。

 現実のキンプリでも、高橋海人(23)と永瀬廉(23)の“2人”が残る、という部分が一致したこともあり再び“ティアラ”が反応。

《君の花になるをついつい重ねて考えてしまう 「帰ってくる場所」を守り続けたいね。廉と海ちゃんが守るって言ってくれたことが改めてジーンときた… やりたいことして戻ってきてよ、兄たち》
《重ねちゃダメってわかっとるけど、君の花になる見てキンプリも8LOOMみたいにやっぱり解散したくないけん退所はなしにして、れんかいが3人がやりたいことやって戻ってこれる場所を守っておきますみたいにならんかなとか考えてしまう》
《ただただ羨ましいよ なんでキンプリには、守ってくれる事務所がいなかったんだろう 解散するのをやめるって言ってくれないかな それぞれが成長してまた戻ってくる場所がある それだけで頑張れるはずなのに》
《無意識にキンプリに重ねてしまった。数年後5人で…なんてことないかなって。やっぱり辞めたくないって。絶対ないんだろうけど》

 などなど、SNSには多くの反響が寄せられている。

「ちなみに、現実でも『君の花になる』の役者陣が期間限定でユニットを結成した8LOOMは、12月2日から4日にツアーファイナルを行ないました。これが2万6000人の動員に対して18万件以上の応募が寄せられる、とんでもない倍率の高さだったことが12月6日に行なわれた『TikTok Awards Japan2022』で明かされています。

 ドラマは高視聴率ではありませんでしたが、最終回の反響ぶりやライブの倍率をみても、10月クールの話題作になったのは間違いないでしょうね」(前出のテレビ誌編集者)

 思わぬシンクロで沸いた『きみ花』最終回。キンプリが8LOOMのようになる可能性は……。

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