■あっさり終わったキンプリのパート

 そして、道枝駿佑(20)主演ドラマの主題歌で、クールで高難度なダンスが話題になった『The Answer』を披露。キラキラした雰囲気のデビュー曲『初心LOVE』から打って変わった、ダークファンタジーな世界観で、疾走感溢れる迫力満点なパフォーマンスだった。 

 キンプリは9時台に緑の衣装で登場し、平野紫耀(25)主演のドラマの主題歌『ツキヨミ』を披露。「今週で最終回のドラマとともに、めちゃめちゃバズってます!」と紹介されたが、江藤アナとのトークはなく、そのままパフォーマンスが始まり、メンバーのコメントは聞けなかった。

 これを受け、ツイッター上では、「なにわだけトークあり? キンプリちゃんトークなかった。ここでも、なにわびいきなのか」などとザワつき、不毛な口パク論争に続いて、「なにわのダンス曲をキンプリのマネとか言ってるティアラキモすぎ」など、曲調やダンスにまで飛び火していた。

「なにわびいきとう声がありますが、3人が脱退するため、5月以降は出演の機会が減るであろうキンプリの次に備え、テレビ局がなにわ男子を重用するのは当然でしょうね。なにわはキラキライメージではなく、最近のキンプリのような本格的な歌とダンスを披露しましたが、事務所もメンバーもキンプリの次を意識しているのは間違いないですね」(芸能関係者)

 デビューからわずか1年のなにわ男子だが、ジャニーズJr.時代の下積みを加えると、メンバーのキャリアは長く、実力は十分に備えている。今回の放送は、なにわ男子が“ポストキンプリ”を担うという、大きなアピールだったことは、間違いないだろう。

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