今回の“あなたに会いたい”は、女優の原幹恵ちゃんです!出会ったのは今から14年前。幹恵ちゃん主演のテレビドラマ『嬢王 Virgin』(テレビ東京)で共演させてもらったのが、キッカケでした。プライベートではたまに会うことはあったけど、こうやってお仕事で会うのは本当に久しぶりで……ちょっと緊張しています!
ゆま「ドラマ『嬢王 Virgin』を見ていた人にすれば、私と幹恵ちゃんがこうやって顔を合わせているのが、少し不思議な感じかもしれないね~」
原「そうだよね~。ドラマの中では、私、ゆまチンにイジメられていたから」
ゆま「アハハ。ご存じのない方のために説明すると、このドラマは幹恵ちゃん演じる“安藤舞”という、地方から東京に出てきた若い女性が、ナンバーワンキャバクラ嬢を目指して奮闘するというストーリーなんです。私はそんな彼女を目の敵にして、イジメまくるキャバ嬢役で……」
原「ほんと、ゆまチンには、イジメられ続けました」
ゆま「やめてくださいよ、誤解されちゃうじゃないですか(笑)」
原「ウフフ。今でも覚えてるよ、ゆまチンにヒールで踏まれたこと」
ゆま「あった! あと、私、幹恵ちゃんを突き飛ばした気もする」
原「うん!」
ゆま「そんなに元気よく返事されると、よけいに私、心が痛くなっちゃうんだけど(笑)」
原「でも、実際はヒールで踏まれたときも、そんなに痛くなかったですよ」
ゆま「そりゃあ、加減しますよ! 今さら言っても信じてもらえないかもしれないけど、現場で幹恵ちゃんをイジメるシーンがあるたび、私も泣きそうになっていたんだからね」
原「どうして?」
ゆま「だって、天使のような癒やしオーラが漂っているんだもん。それなのに、私や周りのキャバ嬢たちでよってたかって、幹恵ちゃんをイジメるものだから……いつも最後はボロボロになっていたじゃない」
原「本当にそんなこと、思ってくれてたんだ(笑)」
ゆま「思っていたよ! ただ、あの頃ってお互い、めちゃくちゃ忙しかったから、こうやってゆっくり話す機会もなかったでしょ」
原「そうだったよね。私はてっきり、ゆまチンが役に入り込んでいるから、私とは仲良くしてくれないんだと思っていました」
ゆま「いやいやいや。むしろ、幹恵ちゃんが忙しすぎて、ドラマの撮影が終わったら、すぐまた別の現場に直行している感じだったから、なかなか話しかけられなかったの」
原「そういうことにしておきます(笑)。それでも、こうやって仲良くなれて、ほんと、良かったです。サウナのおかげですよね」
ゆま「うん。もともとは個々でサウナに通っていたんだけど、そのうち『嬢王』で共演したメンバーも、サウナ好きだと分かって、“嬢王サウナ会”を立ち上げたんだよね」