■動物のセンサーの感度はケタ違い

 武蔵野学院大学特任教授の島村英紀氏(地震学)は、多発する生物の異常行動について、こう解説する。

「怪しいものも少なくありませんが、私はクジラやイルカなどの動物が、なんらかの異常を感じて動くことはありうると思います。大気濃度の測定機より、動物のセンサーのほうがケタ違いに感度がいいでしょう」

■インドネシア・タニンバル諸島地震の影響も

 その島村氏が懸念するのは、1月10日、インドネシアのタニンバル諸島で発生したM7.6の地震の影響だという。

「タニンバル諸島がかかっているフィリピン海プレートは、他のプレートに比べて小さい。そのため、1か所で地震が起きれば、歪みがたまりやすく、その解消のためにプレート上で短期間に次の地震が起きやすいんです。そして、このプレートは南海トラフ地震にも首都直下型地震にも関係しています」(前同)

 島村氏の指摘を裏づけるように、1月11日以降、神奈川県西部や千葉県東方沖、奄美大島近海と、日本列島の周辺で、立て続けに地震が続いている。

 頻発する異常現象。大地震への備えは今すぐにでも、始めておいたほうがよさそうだ。

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