■ストイックに野球に打ち込んで
自らの夢を実現するための詳細な“設計図”に加え、目標に向け、ストイックに自身を追い込んでいるのも両者に共通するところ。
大リーグ評論家の福島良一氏が言う。
「ゴシップ記事が出ないのが、大谷が野球中心の生活を送っている証拠。恋人関連はもちろん、友人との会食すらも報じられません。チームメイトのマイク・トラウトも、“ショーヘイは野球をして、寝て、また野球をしての生活”と語っていましたね」
■サッカー一筋、徹底的な栄養管理で強靭な肉体を
三笘も同様にサッカー一筋。前出の関係者が明かす。
「体の成長が遅かった三笘は、川崎フロンターレのユース時代から、とにかくドリブルを磨き続けた。食事に関しても、白米を10グラム単位で微調整するなど、徹底的な栄養管理で強靭な肉体を手に入れたんです。試合後、飲み歩くこともないそうです」
前出の城氏は、「三笘は経歴からして他の選手とは違う」と話す。
「彼はユースからトップチームへの昇格を断り、筑波大学に進学しました。“いろいろなサッカーを経験したい”とあえて大学サッカーを選んだのは、うまくなりたいという気持ちに加え、冷静に状況判断ができるから。これも三笘選手のすごさだと思います」(前同)
競技は違えど、超一流には、超一流たるゆえんがあるようだ。