■変形水着が多いし、30代で水着になるのも恥ずかしくて…
夏希「あのときは本当につらかった。体調もそうだけど、これから自分は、どうやって生きていこうかって、気持ちも落ち込んじゃって。OLをやってみようかとも考えたんだけど、“12歳のときから、ずっと芸能界にいる私に、できるのかな”って不安も大きくて」
ゆま「分かる……私も病気をしたとき、この先、何をしていけばいいのか分からなくて、つらかったもん」
夏希「そうだよね。ただ、そんなときに、志村さんが“この仕事は何があっても続けることが大事だ”と言ってくださったことを思い出したんだよね」
ゆま「志村さんが、いつも言っていた言葉だよね」
夏希「うん。志村さんをはじめ、芸能界で大御所と呼ばれる方はみんな、続けることが大事だという考えを持っていらっしゃるんだよ……。ね。だから、私ももう1回、頑張ってみようと。初心に戻って、グラビアから始めることにしたの」
ゆま「昨年には、8年ぶりにグラビアアイドルとして活動を再開して、9月に写真集『再会』(講談社)、さらに10月にはイメージDVD『久しぶりに触れて』(竹書房)も発売。今年に入ってからも1月に『見つめて欲しい』(スパイスビジュアル)をリリースしたけど、久しぶりにグラビアをやってみて、どうだった?」
夏希「実は6月には、復帰して3本目となるDVDも発売になるんだよね(笑)」
ゆま「え〜、めちゃくちゃ売れっ子じゃん!」
夏希「ほんと、うれしいことだよね。グラビアに復帰して、まず、水着の形に驚いた(笑)。私が20代の頃は、ビキニタイプが多かったのに、 今はワンピースタイプの変形水着が中心でしょ? 肌を露出している面積はビキニと、そんなに変わらないはずなのに、なんか、めちゃくちゃ恥ずかしい」
ゆま「今流行りの変形水着って、ほんと際どくて、ハミ出ちゃいそうだもんね」
夏希「それに30代で水着になるのも、恥ずかしくて……かといって、私ってクールキャラだから、“恥じらい”の表情なんて求められていないの……。恥ずかしがっているところを見せちゃいけないって、必死だった(笑)」
ゆま「逆に、ナッキーが恥じらっているところを見たいってファンも、多いと思うんだけどなぁ〜」(次号につづく)
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