スシロー・くら寿司・かっぱ寿司「体が喜ぶ魚」“ビンビン”回転寿司ネタ10皿!「元気になる」夏メニューも紹介!!の画像
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 安くて、うまい回転寿司。実は中高年にとって、健康面でも強い味方になるのを、ご存じだろうか。

「寿司はヘルシーで、魚の栄養をダイレクトに摂取できます。また、シャリ酢の食欲増進作用によって、夏バテ予防にも効果的です。ネタが豊富な回転寿司店には、おいしくて健康的な商品がたくさんあるんです」

 こう語るのは、食生活コンサルタントで、管理栄養士の浅野まみこ氏だ。そこで今回、同氏協力のもと、回転寿司チェーン大手3社、スシロー、くら寿司、かっぱ寿司の商品を徹底調査。その中から、“元気になる”逸品を紹介しよう。

■スシローのマグロやサバを!

 まずは『大切りめばち鮪』(120円〜=スシロー)。寿司の王様・マグロは、健康面でもピカイチだそう。

「マグロは、良質なタンパク質の他、代謝に必要なビタミンB群、ミネラル、血液凝固低下作用があるDHA・EPAを含み、脳梗塞などの血管疾患や生活習慣病を予防します」(浅野氏=以下同)

 意外ながら中高年世代には、赤身よりもトロがオススメのケースも。

「DHA・EPAなどの脂肪酸は、主に脂身の部分に含まれます。赤身のほうがヘルシーですが、血管ケア、認知症予防を狙うなら、中トロや大トロのほうがよいでしょう」

 また、浅野氏いわく「サバのDHA・EPAの含有量は、マグロの約2倍」とのことで、『〆真さば(ごまネギ)』(120円〜=スシロー)も食べたいところ。凝縮したサバのうま味が楽しめる一皿だ。

■くら寿司の豪快なウナギにぎり

 お次は、『国産 炙りたてうなぎ』(345円〜=くら寿司)。夏の“スタミナ源”が豪快にのった、にぎり寿司だ。

「ウナギのビタミンAの抗酸化作用で、美肌・美髪につながります。また、疲労回復効果があり、活力増強になるビタミンB1も豊富なので、男を上げたければ(笑)、このお寿司を食べるのが一番です」

 もちろん、うまさと一緒に、下半身のビンビン効果も期待したいところ。

 変わり種では、肉寿司がオススメ。中でも、今の時季に食べておきたいのが、『牛さしとろにぎり』(180円〜=くら寿司)。

「梅雨は、気圧変化が激しく、血圧などをコントロールする自律神経に負担がかかり、心身ともに不調をきたします。そこで、血行を改善する鉄分が摂取できる、牛肉が有効です」

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