近年、ハイボールが人気で、“とりあえず生”ではなく、“とりあえずハイボール”派が急増中とか。
「カロリーや糖質が低く、ビールより健康的だということで愛飲する人が多いです。特に最近は、家飲みで手軽に楽しめる“ハイボール缶”が注目を集めています」(情報誌記者)
そんなハイボール缶に、話題の新商品が登場した。
「ウイスキー製造100周年を迎えた『サントリー』が、8月8日から、高級ウイスキーの山崎を使った『サントリープレミアムハイボール〈山崎〉』を販売。1缶660円ですが、店頭では売り切れが続出しています」(前同)
酒造メーカーのコンサルティングも手がける、酒場案内人の塩見なゆ氏が語る。
「ミズナラ樽で熟成された山崎の豊かな香りを感じる、高級なカクテルのような味わい。ハイボール缶も、ここまでおいしくなったかと、とても驚きました」
そこで今回は、塩見氏協力のもと、各社のハイボール缶を飲み比べ。 “本当にうまい”逸品を紹介しよう。
■ローソン、セブンイレブンで限定販売
まずは、ローソン限定販売の『トリスハイボール夜風のトニック』から。香草などをきかせた“トニックウォーター”で割った1本だ。
「ウイスキーの香りは控えめの軽い飲み心地でした。また、口の中に心地よい苦みが残るので、酢豚など、甘辛系の中華料理と相性抜群です」(塩見氏)
一方、セブンイレブン限定販売の『スコッチウイスキーハイボール』は、イギリスのトマーティン蒸留所のスコッチを使用した本格派。重厚な味わいが、たまらない。