競馬新理論 井崎脩五郎
毒蝮さんのおかげで大儲け



「ババア」という暗号が出た。

3月30日(日)、中山で行われた常総Sである。

9番 (ア)ップルジャック
10番 (バ)ッドボーイ
11番 (バ)ロンドゥフォール

ご覧のとおり、9番から11番に入った馬が、頭文字でババアという暗号を形成していたのである。

これはバアさん馬を買えということだなと思って出馬表を見たら、出ている牝馬は4歳と5歳で、バアさん馬というような高齢馬は出ていなかった。

さて、このババアという暗号はどう解読するべきなのか。

ハッと思い浮かんだのは、毒蝮三太夫さんだった。
日本芸能史上、「ババア」を最も連発しているのは、毒蝮さんでさる。

『芸名・ペンネーム秘話』(ワニ文庫)をひっぱり出してきて調べたら、毒蝮さんは翌3月31日が誕生日。
本名は石井伊吉とあった。

このヒントにうってつけの馬が2頭いた。
グランデスバルは3月31日生まれで誕生日が同じ。
そしてジャングルハヤテはオーナーが伊藤誠吉さんで、毒蝮さんの本名がダブッていた。

よしと、この両馬を2頭軸にして、3連複を買った。

そうしたら、人気薄のこのグランデスバルとジャングルハヤテが2、3着に差してきて、3連複が4万3000円。
毒蝮さんのおかげで大儲けしてしまった。


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