シンプルな店名の暖簾が目立っていて、木の引き戸を開けて中に入るとビックリ。
壁一面に、銭湯でお馴染みの富士山の絵が大きく描かれ、「ゆ」の暖簾がかかる。
"ここはいったいなんなの?"と、不思議な感覚にとらわれながらも、鉄板焼のテーブルに座りました。
人懐っこい店長の伊達ヒデユキさんは、銭湯と粉物が大好きで、こういうお店を始めたんだそうです。
店内はテーブル席と座敷もあって、全部で24人は入れそうな広さですな。
週末ともなると、常連さんを中心に賑やかに盛り上がるそうですよ。
店内をよく見渡すといろんな物が飾られていて楽しい。
懐かしのスマートボールなんかもインテリアとして輝いております。
駄菓子屋さんっぽさもあれば、座敷には昔のテレビなんかも置かれていて、まるで昭和の茶の間風だったりします。
こだわった雰囲気にハマッた常連さんが足しげく通ってきてくれるんだそうです。
楽しそうですなぁ。
それじゃあてんで、まずはホッピーをいただいて、そうねぇ~、ブタ玉天でも焼いちゃいましょうかねぇ。
(文=島本慶 写真=岩屋光俊)
●東京都台東区根岸3-11-5
☎ 03-3875-7170
営業時間:午前11時から3時。夕方5時から12時まで。
定休日:日曜日
HP: http://www.coolrash.com/ikoi/ アクセス:JR鶯谷駅北口を出て、言問橋通りの信号を渡る。
尾竹通りに入り、右手にある根岸小学校の角を右に曲がり、路地に50メートルほど入った左側。
徒歩5分。