江戸時代に流通していた小判は純金製ではなく、金と銀の合金。金の含有量は鋳造(ちゅうぞう)年代によって変わり、少ないときは57%程度でした。この割合だと小判の色は白っぽくなり、黄金色には輝きません。そこで「色づけ」と呼ばれる作業が必要になります。まず、小判を縄タワシで丹念に磨く。次に特殊な薬品をつけ…


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