競馬新理論 井崎脩五郎
「冗談から駒」になりそう



ダイナーズクラブは世界的に有名だが、これと名前がよく似た、「ダイナズクラブ」のカードを見たことがある。アメリカ製。

カードの真ん中に、水着姿の豊満な金髪美女がプリントされており、こちらを向いてウインクしている。この美女の名前がダイナ。要は、ダイナちゃんのことが好きな男たちが集まるクラブ。

そこのカードですという冗談グッズ。だから言うまでもなくオモチャで、キャッシング機能などはまったく付いていない。

しかし飲食店で、「ダイナーズのカード、使えますか?」と聞いてこのカードを出すと、必ずウケるそうだ。

持っている友人によると、「ダイナーズクラブは入会基準が厳格で、高い信用がある。その分、入会はしにくい。

そこでこの、ダイナズクラブという冗談グッズが出来たんじゃないですかね。俺はダイナズクラブで十分という笑いですよ」とのこと。

実は「ダイナズクラブ」という牝馬がいるのだ。アメリカ生まれで、Dyna's Clubと綴る。例のダイナズクラブのカードによほど愛着のある人が名付けた名前なのだろうか。

このダイナズクラブが日本へ繁殖牝馬として輸入され、産んだ馬がニューダイナスティ。そう、先日の七夕賞で、10番人気で2着に突っ込んできた馬。

名前の意味は「新王朝」だから夢はデカい。


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