動くとあわやポロリのシーン
――やっぱり、わかりませんでした(笑)。
安枝 最近、一人では絶対に着られないデザインの水着が本当に多いんですよ。スタイリストさんに教えてもらわないとダメです。その中でもベスト3に入る、難解な水着でした。
――我々のために、ありがとうございます。
安枝 しかも、カップの布も小さくて、ちょっとでも動くとポロリしてしまうのに、お風呂で泡をつけたりシャワーをかけたりと、結構、動きのあるシーンだったので、大変で……。
――まさか、"思わぬ事故"はありませんでしたか?
安枝 近くにスタイリストさんがいてくれて、危ないときはすぐ直してもらえたので、ギリ大丈夫でした。
――では、一番大変だったのは、そのシーンかな?
安枝 体力的にはテニスのシーンですね。
――試合でもしたの?
安枝 そうじゃないんですけど、最初、テニスウェアを着て、ひととおりの動きを撮るじゃないですか。
――はい、はい。
安枝 そしたら、球拾いして、今度は、上だけ水着になって、またひととおりの動きを撮って……。
――はいはい。
安枝 また球拾いして、結局はまた水着になるの繰り返し……。最後はもうバテバテでした。
――いろんなところが、たっぷり揺れる映像を撮ろうと監督さんも一生懸命だったんでしょうね。でも、球拾いまでするんですね。
安枝 映像的には、打った球がどこに飛んでいったかはわからないんですけど、テニスなんて1回しかやったことないので、実際はとんでもないところに飛んでいっています。だから、球拾いも大変(笑)。
――では、本物の汗の輝きとプルンプルン映像が楽しめるわけですね。
安枝 そうですね。
――まさに"瞬きしないで"見ないといけませんね。ところで、レースクイーンとしてのお仕事が多かった安枝さんが、グラビアに本格的に進出されて、どれくらいになりますか?
安枝 1年半くらいです。
――それで、この活躍は、やっぱりスゴいですね。
安枝 先日は、ツイッターで"グラドル自画撮り部"を始められた倉持由香さんが選ぶ「倉持ジャパン」の11人のうちの一人に選んでいただいたんですよ。
――そのニュース、見ました。しかも、ザックジャパンでいうところの、香川真司のポジションでしたね。
安枝 ビックリしました。倉持さんとは、ツイッター上では、やり取りをさせてもらったことはあったんですけど、そのときはまだ面識はなかったので。
――グラビア界のポイントゲッターとしての活躍を期待されているんですよ!
安枝 光栄ですけど、いいんですかね。先日、ついに倉持さんに初めてお会いできたので、"なんか色々、すみませんでした"ってお礼を言いました。"私みたいなもんに、ありがとうございます、すみません……"みたいな感じです。
――そんなに自己評価が低いタイプ?その笑顔とスタイルですから、ずっとモテてきたでしょうに。
安枝 全然です。あだ名も、小学生の時から、ずっと"やっさん"ですから。
――やっさん(笑)!
安枝 大阪で、この仕事を始めた時は、"みーちゃん"って呼んでもらおうとしたんですよ。でも、プライベートでそんな呼ばれ方したことないから、呼ばれて"あっ、私や!"と思って、返事するまでに、ヘンな"間"ができちゃうんです。しばらくしたら慣れると思っていたんですけど、結局なじまなくて。もう"やっさん"です。
――そうなんだ(笑)。
安枝 でも、ネットで"やっさん"を検索すると、横山やすしさんの次に、私が出てくるようになったのは嬉しいですね。