第6位は、工藤明男氏と同じく関東連合の元幹部・石元太一氏による『不良録』。
自分の半生と、関東連合の歴史をつまびらかに語った、まさにタイトルどおりの本。元半グレが語る。
「この本が出た頃、彼は"今後は不良たちの更生のため、格闘技ジムの運営に注力する"と熱く語ってた。で、"でも、俺の名前だと、ジムのための物件を貸してもらえないんだよね"と冗談っぽく言ってたけど、直後に不動産詐欺で逮捕されてしまったんです」
嘘から出た誠!?
お次は、第7位。『グラップラー刃牙』の作者・漫画家の板垣恵介氏が、格闘技への熱い思いを語った『板垣恵介の格闘士烈伝』だ。
アウトロー相手の取材が多いライターが言う。
「板垣さんは、"拳で指導をする"体育会系。でも、本当にスゴいのは"仕事への並々ならぬ情熱"。"デッサンの実技指導"と称して、仕事場にデリヘル嬢を呼んだこともあるほど。アシスタントの一人は、その姿を見て"やはり板垣さんは神だ"と崇める気持ちをより強くしたって話ですよ」
続いての第8位は先頃、破綻寸前を報告したばかりのネオヒルズ族による『与沢翼物語』。
30歳で年収12億円を稼いだ男の幼少期、不良時代、倒産からの復活劇を描いたコミックだ。
イケイケドンドンの人生。彼を陰で支え続けたのが、"元カノ"山田るり子さん。
「2人は少し前に破局しましたが、長く交際し、本の中でも"一緒に倒産を乗り越えた彼女"と紹介されています。与沢クンとは対照的に、おしとやかで奥ゆかしい人。六本木ヒルズにある彼の自宅へ行ったとき、彼女は、我々に茶や菓子を出すなど、甲斐甲斐しく世話してくれました」(金融セミナー主催者)
ちなみに破局後、与沢氏には即座に"新カノ"ができた。モテモテ~!!
第9位の『極道牧師の辻説法』を書いた進藤龍也も桁外れの色男。
前科7犯、服役3回の元ヤクザである氏が、「聖書」と出会い、牧師を目指し、どう人生が変わったかを語った著だ。
前出のライターが言う。
「進藤氏を取材したある女性は、"真面目にキリスト教の布教に取り組み、対応も真摯でステキ"とメロメロ。後ろから奥さんに抱きしめられたポーズの写真をデカデカと掲載した週刊誌もあったほど、女性人気は絶大です」
ギャップがイイのか!?
最後に、第10位に挙げたのは『板橋資産家殺人事件の真相』(李策)。
同書は、09年に起きた未解決事件を追ったクライム・ノンフィクション。
「同書は、事件の真相に詳しい人物の話から、出版が実現したとか。その文中、犯人と名指しされる人物がそろそろシャバに出てくるという情報がある」(前同)
ヒェーッ! 怖すぎる!