パチスロ勝利の隠し味 松本バッチ
第13回 「画期的な“見える抽選”搭載パチスロ」


お客様の中に透視能力を持った方はいらっしゃいませんかー。読者様の中に透視能力を持った方はいらっしゃいませんかー。

いない? 本当に? 
いや、わからないぞ。おいそれと口に出せないだけで、本当は何でも透っけ透けの読者様がいるかもしれない。なので、今日は念のため、新しいパチスロをご紹介させていただきたいと思います。

その名も『スロット バットマン』!

バットマン
スロット バットマン
(エレコ)


アメコミの世界観をよく活かした、非常に楽しい機種なんですが、今日ピックアップしたいのはそんなトコじゃなくて。透視能力さえあれば、この機種を打ってるだけで蔵が立ちますよ、って話です。

大抵のパチスロというのはですね、レバーを叩いた瞬間や第3停止ボタンを離した瞬間など、特定のタイミングに台の中で抽選が行われているわけです。

その抽選結果が、ザックリ言えば「アタリ」か「ハズレ」かを左右しているわけで、しばしばこの抽選は「高速でグルグル回り続ける的(まと)にダーツを投げる行為」として例えられます。

伝わるかどうかわかりませんが、パッジェーロ、パッジェーロ、のアレです。アレの超高速回転です。伝わらない方はいったん忘れてもらって結構。

しかしまぁ、これも例え話でして、いわば「狙い打てない」わけなんですね。そもそも可視化できない。なので「どうすればアタリだったのか」とか「今のハズレは惜しかったのか」とか、そういうのも見えない。

まぁ、その宇宙とも呼べる空間が数多のパチスロドラマを生み出すわけですが、それが見えても面白いと思いませんか? 見えるクジの中から、自分で選んで抽選できても面白いような気がしませんか? それができるのが『スロット バットマン』なんです!

もちろん基本の抽選は、その他のパチスロと同じように「見えない宇宙」の中で行われるわけですが、この機種の出玉構築の肝である「ARTの上乗せゲーム数抽選」が完全に可視化されているんです! 自分の手で選ぶわけです! それが『スロット バットマン』の最大の魅力である「上乗セレクト」!

まずは選択肢となるゲーム数がズラッと見せられます。

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そしてそれらが宝箱に隠されて並べられる! その横には「何ゲーム入りが何個」と表示されるわけです。

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そしてその中から選ぶ! ストップボタンを使い、自分の意志でどの宝箱が欲しいか選ぶ! そして選んだ宝箱を開けるわけですが、その時に……

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答え合わせ! くっそ惜しいぃぃぃ! すぐそこに最大の300ゲームおるやないか! ちょい右上! ちょい右上だったぁぁぁー! とね、結果を全て確認できるわけです。なので、

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こんな超ファインプレーも起こりえるわけです。しかも宝箱の数が少ないこともございます。しかぁし! 宝箱の数が減っても、3桁ゲーム数の宝箱は必ず1個出てくるわけです! つまり宝箱の数が少ない時はチャンス!

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ねっ(今日イチのドヤ顔)。チャンスなわけ(ドヤ顔の追い打ち)。

本当に~? 本当にちゃんと自分で選べてるの~? とね、疑い深い人もいらっしゃるでしょう。最初からどれ選んでも結果は同じなんちゃうん~? と疑う気持ちもわかります。今までにも似たような演出を搭載している機種はありました。どれを選んでも抽選結果はすでに決まってしまっている類の台は今までも多数あったわけです。

しかし、この『スロット バットマン』は要注意。この上乗セレクト、なんと宝箱が透けることがあります。

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もう見えちゃってるわけですから、純粋な方であれば喜び勇んで100ゲームを選ぶでしょう。そして100ゲームをゲットすることでしょう。ここで、下手に猜疑心を出して興味本意で10ゲームを選ぶと、本当に10ゲームしか貰えませんから! そのぐらい上乗セレクトはガチですから!

だからね、透視能力がある人は、もう今日から毎日打ったほうがいいです。全部こうやって透けて見えるんでしょ? 有給取るなりしてね、毎日打ったほうがいいです。透視能力のある人が、そもそも仕事してるかわかりませんけど。

いかがでしょうか。この上乗セレクトは迷ってナンボ! 他にこれほどまでに出玉に直結する抽選を可視化しているパチスロはありませんから。どれだ……どれにする……と悩んで選ぶ楽しみは他の台にはない要素といえるでしょう。

そしてね、「宝箱の数が2個」なんてこともあります。3桁ゲーム数の宝箱が必ず1個は登場するわけですから、もう50%です。どちらかには10ゲーム……どちらかには300ゲーム……そんな手に汗握る上乗セレクトすら存在するわけで、そこに挑んだ僕の結果はこう!

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読者様の中にぃ! 透視能力をお持ちの方はいらっしゃいませんかぁ! 僕が二度とこんな選択をせぬようにぃ! 後ろで全部選んでくれませんかぁ!

このね、ただ10ゲームが出て来るのと、こうやって10ゲームが出てくるのでは、その10ゲームの重みが違うんですよ、こんちくちょうの馬鹿野郎! えー、若干取り乱した感がありますが、非常に楽しいシステムですので、是非とも一度お試しあれ。

そして、いまさらながら「勝利の隠し味」というコラムタイトルが脳裏をよぎりましたので、最後に1アドバイス。

本機にもひっそりと内部データ表示機能が搭載されております。履歴は見れませんが、トータルデータが確認できるわけです。そこで「ブラックゲートチャレンジ(BC)」と「ジョーカーチャンス」に何回突入したかが確認できます。
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本機は、高設定ほどこの2つのチャンスゾーンに入りやすい特徴があります。内部データ上に掲載されている「総遊技回数」は、ART中のゲーム数も含むため、そこで台上のデータ機の情報と組み合わせるわけです。ほぼ全ての台上データ機で「通常ゲーム数」が確認できるハズです。

「通常ゲーム数÷チャンスゾーンのトータル回数」

この値が小さいほど良い台です。この指標をもって、シマで最も優秀な台を透視しちゃってちょうだいな、と。そして座った後の上乗セレクトに、てめぇの第六感で勝負すべし! 迷え! そしてブチ当てろ!


TM & (C)DC Comics. (s14)
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