早くも耳に入った恒例番組のサプライズ情報。復活、落選、初出場。アノ歌手の運命は!?
10月1日、吉高由里子が紅組司会者に内定し、早くも動きを見せた『第65回NHK紅白歌合戦』。
「今年の紅白は絶対に、"大改革"があります。NHK内部の6月の人事で、紅白の責任者となる芸能番組部長が交代しましたから……」(NHK関係者)
新部長は就任後初の紅白に相当気合が入っているという。
「前部長は『歌謡コンサート』や『日本の歌』を担当した演歌畑の人でしたが、新たに部長になったのは『SONGS』を立ち上げたポップス畑の人物。しかも慶大野球部出身で大の派手好き。話題性重視で、目玉となる人を出したがるはずですよ」(前同)
その一つが、"レリゴー"旋風を巻き起こした『アナと雪の女王』コーナー。主題歌『LetItGo~ありのままで~』を劇中で歌う松たか子を、引っ張りだそうという作戦だ。
「18年前に最年少で紅組司会を担当した松は、紅白に強い恩義を感じています。民放の音楽番組にはすべて出演拒否ですが、紅白ならアリでしょう」(同)
もちろん、アナを演じた神田沙也加も"当確"。一方、問題なのがアナ雪主題歌を歌って知名度を上げたMayJ.。早くも6月に"手帳には仮で紅白と書いています"と発表し、ブログが炎上したが……。
「松がいれば、MayJ.は出なくても……というのがNHKの本音。当然、レコード会社のエイベックスは大プッシュしてくるでしょうけど」(夕刊紙デスク)
だが、これにNHKは、ある秘策で応戦するという。
「エイベックスの大先輩・浜崎あゆみを天秤にかけさせるのです。浜崎は毎年リハにも出ず、本番が終われば、さっさと撤収。番組スタッフの受けは相当悪いですからね」(前同)
これといったヒット曲がない今年こそ、"切りどき"ということか。しかし、目玉はこれだけではない。NHKが密かに狙っているのが中森明菜だ。
「業界内では、金銭面の事情から、明菜の年内復帰が噂(うわさ)されていました。極秘レコーディングも行い、4年ぶりに新曲も出しています」(芸能記者)
目標としていた秋の復帰には間に合わなかっただけに、紅白にはなんとか出たいのが本音だが……。
「肝心の体調ですが、生放送で歌えるとは思えません」(前出・夕刊紙デスク)
明菜の登場は五分五分だが、さすが紅白! すでに手は打ってある。それが、竹内まりやだ。
「今年デビュー35周年で、9月に発売したアルバム『TRAD』は、2週連続でチャート1位です。さらに、7~9月に放送された松下奈緒主演のNHKドラマ『芙蓉の人』の主題歌に、このアルバム内の曲が使われています」(前同)
こうした動きは、紅白に出場してもらうための布石なのだという。
「竹内の出場はNHKにとっては長年の悲願。夫の山下達郎との"夫婦共演"が理想のようです」(同)
こうした目玉も含め、今年の紅白は、"ポップス重視"となる可能性が高い。そこで、苦境に立たされているのが演歌勢だ。
「なかでも厳しいのは氷川きよしです」(前出・芸能記者)
氷川は元マネージャーへの暴行容疑で書類送検されている。
「8月末に、氷川が『のど自慢』に出演した際、クレームが殺到したため、紅白出場にはかなり慎重です」(前出・NHK関係者)
そうはいっても、不動の人気を誇るのが氷川。9月23日放送の『歌謡コンサート』にも出演している。
「事務所の懐柔策もありますし、渋々出演させるでしょう」(夕刊紙デスク)
だが油断は禁物。氷川に匹敵する演歌界のホープをNHKは着々と育成中だ。
「去年初登場の福田こうへいです。甘いマスクで"民謡界のプリンス"とも呼ばれ、CDの売上げも好調。今年も出場確実です」(前同)
一方、紅組で「演歌削減」のあおりを受けそうなのが復帰を目指す小林幸子。