日本兵を模したトイレに放尿

品性の欠片も感じられない数々の暴挙が韓国で横行しているが、それは中国も同じだ。
先日、『中国人は雑巾と布巾の区別ができない』を著した中国在住のジャーナリスト・西谷格氏が言う。
「黒龍江省ハルビン市の中級ホテルに併設されたトイレには、日本兵の顔をした男性用小便器が設置されているんです」

3台あるうちの右側の2つが中国の反日映画に登場する日本兵がモチーフにされており、鼻の下にチョビ髭を生やしているのが特徴だ。
中国人客たちは、この日本兵の口内に向けて放尿。
みな、「あ~ぁ、スッキリした」とご満悦の表情でトイレから出てくるのだというから、あきれるばかり。

さらには、金儲けのためだけに反日を利用している者もいる。
「四川省眉山市にあったバーの入り口には"魚釣島(日本で言う尖閣諸島のこと)は中国のものと叫べば10%オフ。日本の領土も中国のものと叫べば12%オフ"と大書されたポスターが張り出されていました」(前同)

ちなみに、ポスターを張り出した店主は
「日本を侮辱すれば客の入りがいいから」
と、ケロッとしていたという。

「同店で、実際に日本人であることを告げると、意外にも"歓迎しますよ"と握手まで求めてくるほど友好的でした。さらには、"日本車の技術力はすごい"とまで言い、まったく反日感情はないようでした」(同)

また先頃、中秋節用にと発売され、好評なのが「抗日月餅」。
「小日本(日本の蔑称)を恨め」「小日本を打ち負かせ」「小日本を噛み殺せ」「小日本を追い出せ」――も、そう書いたほうが売れるからだという。

「金儲けになるなら何でもやる、中国人のご都合主義なんでしょう。そこには、政治信条など微塵もありませんよ」(西谷氏)

その中国の首都・北京では今、"反日ダンス"なるものが流行っている。
10人以上の中高年女性たちが、おもちゃのAK47突撃銃を抱え、太極拳のようなダンスを披露。

「途中で司会の男性が"日本の悪魔どもを倒せ!"と叫ぶや、旧日本軍の格好をした男性が登場。銃を構えるが、女性たちの返り討ちにあってスゴスゴと退場。すかさず観客がヤンヤの声援を送る、いつもの反日パターンです」(大手製造業・北京駐在員)

バカバカしいほどのナショナリズム高揚ダンスだが、北京市民は興味津々で見入っているという。

以上、見てきたように反日に燃える韓国、中国だが、11月に開催されるAPEC(アジア太平洋経済協力会議)を前に、反日は影を潜め、あろうことか、散々嫌っていた日本に対してSOSを発信しているのだ。

両国の事情に詳しい軍事ライターの古是三春氏が解説する。
「中国のIT企業の台頭により、韓国ではサムスンが不調で、韓国経済は危機的状況にあります。そうした窮状を打破するために、APECでの日韓首脳会談を実現し、日本側からの経済的支援を取りつけたいという思いが朴槿恵大統領には強いはずです」

一方の中国も、IT企業が台頭してきたとはいえ、韓国と同様に日本の経済援助がなければ成り立たない。
「中国にある日系企業は、法人税の3割を占めるほどのドル箱企業群。対日関係が悪化し、日系企業撤退なんて事態は習近平国家主席も絶対に避けたいでしょう。そのため、中国政府の要人が来日し、APECでの日中首脳会談に向け、下交渉をしています」(前同)

ただ、両国とも喉元過ぎればなんとやらの国。
首脳会談が成って、いったん経済実利を獲得すれば、その後、また再び、反日を持ち出すことも容易に考えられるだろう。

「仏の顔も3度まで」――中韓両国の皆さん、日本にはこういう格言があることを、どうぞお忘れなく!

本日の新着記事を読む

  1. 1
  2. 2