ライブ当日――会場に入れない記者は、現場近くで待つこと2時間半。現れた男性ファンは開口一番、「本当に来ましたよ!」と、紅潮した顔で絶叫。

「場内には芸能人の姿もチラホラ見えましたが、9割以上は一般のファン。本当に公正にチケットを売り出したんですね」(前同)
舞台後方には巨大なスクリーンが設置され、北野映画を思わせるオープニングが上映されたという。

「照明がつくと舞台の右ソデから、弟子のアル北郷さんと〆さばアタルさんに両脇を挟まれるように、たけしさんが登場。感動ものでしたよ」(同)
たけしは、昨今のエボラ出血熱騒動で目にする防護服(?)姿で登場。テレビでもおなじみの"かぶり物好き"の彼らしい。
「防護服を脱ぐと奇妙な模様の白いTシャツ(詳細は倫理上の問題で説明不可)、ジーンズ、スニーカー姿に。あんなにラフなたけしさんは見たことない」(同)
たけしの第一声は、「これ、防護服じゃなくて、養蜂家の服じゃね~か。セコいんだよ、お前らは。昨日、ゾマホンが来日して訪ねて来たんだけど、あいつ、西アフリカだろ。なんか鼻水出してて熱っぽいって言うから"バカヤロー、近寄るんじゃねえ!"って言ったら、"ダイジョブヨ、ワタシ"だって。ふざけんなっての!」
と、いきなり"たけし節"が全開。ちなみに今回のライブは、TBSの廊下に捨ててある『朝ズバッ!』のパネルをたけしが失敬し、イタズラ書きを施した"作品"を公開するのが趣旨。

「『情報7days』の収録で、毎週TBSを訪れるたけしさんは、そのイタズラ書きが2年間の日課になっていたようです。完成した作品は爆笑問題の田中さんの楽屋に毎回届けられ、ついに80枚を超えたんだとか。それで一般にお披露目しようということになったようです」(同)
ライブではスライドショー感覚で作品が紹介され、たけしが解説を加えた。
「どれも面白いんですが、テレビでの放送は絶対できませんね(笑)。カツラ疑惑の芸能人、ホモセクシャルの芸能人、覚醒剤で逮捕された人のネタが三本柱。大衆さんでも、文字にできないはずですよ(笑)」(同)
ラストは相方ビートきよしも登場。きよしは、「相方、最近、お前は芸が荒れてるよ。なっ、リハビリに漫才しよう、漫才!」
と、ツービート復活を熱望。たけしも、まんざらでもない様子だったというから、来春あたり、ツービート復活があるのかも!?

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