競馬新理論 井崎脩五郎
アラレとくればスランプだ


「アラレ」という暗号が出た。
11月23日、マイルCSでのこと。8枠3頭の、馬名の5文字目が、アラレになっていたのだ。
15番 ミッキー(ア)イル
16番 タガノグ(ラ)ンパ
17番 サンレイ(レ)ーザー
これは何を意味するのか。
アラレは、漢字だと、雨に散ると書く(霰)。この3頭とも、散ってしまうということなのか。
それとも、我々の世代は、アラレと聞くと、アラレちゃんが出てくる『Drスランプ』を思い出すが、スランプと何か関係があるのだろうか。スランプ中の馬……。

今回のマイルCSのメンバー中、前走でGⅠやGⅡならともかく、それ以外のところで掲示板を外している馬が2頭だけいた。エクセラントカーヴ(前走・GⅢ京成杯AH15着)と、ダノンシャーク(前走・GⅢ富士S7着)である。
成績をさかのぼったら、エクセラントカーヴは4連敗中。ダノンシャークは5連敗中。
こりゃあ、ダノンシャークが、暗号的にはクサいかなあと思っていたら、なんとそのダノンシャークが、直線でインからスルスルと伸びてきて、8番人気で勝ってしまったのである。びっくりした。そして、アラレの3文字が刻まれていた8枠馬は、期待した1番人気のミッキーアイルを含めて、すべて着外。
強力な暗号って、あるんだなあ。

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