「最新の遺伝子学研究によると、伝説的な性豪と言われるモンゴル帝国の初代皇帝チンギス・ハーンは、DNA鑑定の結果、アジアから欧州にかけて、なんと1600万人の子孫を残していると、明らかになっています。今回の増殖計画が成功すれば、この記録をはるかに上回る可能性もあります」(前同)

科学技術の進歩は目覚ましい。全国紙ベテラン政治記者は「ユーラシア大陸がプーチンの子孫だらけになりますね」と苦笑しつつも真顔で、こう続けるのだ。
「日本と同じく、ソ連崩壊以降、ロシアでも少子化が問題になっています。年間で70万人の人口減という統計も出てますね。プーチンは、大統領就任以降、2人目の子どもを産んだ母親に、25万ルーブル(約55万円)を支給する制度も作るなど、少子化問題に力を入れてきました。そうした保健・社会福祉政策がいびつに変形したのが、この計画なんでしょう」

ああ、おそロシア。

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