お母さん役を演じてみたい!

――そう思えることが以前あったんですね?

吉井 いざというときに逃げ腰になって、それで冷めちゃったことが多かったんですよ。あ~、きっと今後もこうなるんだろうなって。お互いのことをちゃんとわかったうえで、自由じゃないとダメじゃないかなって思うんです。思いやりを持てるような関係だったらいいな、と。

――なるほど~。話が変わりますが、来年の目標は?

吉井 その年齢だからできることに積極的にチャレンジしていきたいですね。40歳になった時に30代の役は演(や)り切りました、って言えるくらいに。そのためにも多くの先輩方と御一緒させていただいて、多くのことを吸収できたらいいなと思います。

――演ってみたい役はありますか?

吉井 お母さん役かな。今の自分は優しいときはただかわいがって、厳しくしなきゃいけないときはただ冷たいだけな気がするんですよ。子どもへの愛情や厳しさって自分も今まで受けてきましたけど、果たしてそれをどれだけ上手く表現できるのかなと思うんです。たとえば、ママ友との会話だったら自分が子どものことをどんな風に思って話すのか……そういうのってすぐには経験できないので勉強していきたいなとは思っています。

――色っぽい人妻役、なんて期待しちゃいます!

吉井 それはそれでちゃんとエロさを出したいですよね(笑)。

――いいですね!(笑)。来年は、先ほどおっしゃった「34歳までに結婚」という目標にも、あと1年になりますね。

吉井 あ~っ、そうですよね(笑)。でも、今からだと長年つきあって結婚します……という感じにはならないと思うんですよ。

――すると電撃婚?(笑)。

吉井 そうなるんですかね(笑)。両親は諦めモードに入っていますが、驚かせたいなとは思っているんです。でも、結婚しなかったら、また先送りになっちゃうので、このあたりの話はあまり大きく書かずにお願いしますね~(笑)。

終始、お隣のお姉さん的な親近感を醸し出していた吉井さん。そんな優しい空気に包まれた現場は癒しのムードでいっぱいでした。念願の良き妻になれることを祈っています。
 

よしい・れい
1982年3月18日生まれ。東京都出身。98年に特撮番組『仮面天使ロゼッタ』(テレ東)のヒロイン役で注目を集める。トップアイドルとして人気絶頂の2000年に白血病で倒れるも、約2年の闘病生活を経て、02年芸能界復帰。出演映画『仮面ライダー×仮面ライダードライブ&鎧武MOVIE大戦フルスロットル』は全国東映系にて現在絶賛公開中。

本日の新着記事を読む

  1. 1
  2. 2
  3. 3