パチスロ勝利の隠し味 松本バッチ
第18回 「2014年パチスロベスト3」



春夏秋冬ときて、1年というものはあっという間に終わってしまうわけです。僕もこの場所で、時にお得な豆知識を、時に誰得な書きたいだけの自論を、皆様のパチスロ収支がペイアウト100%を超えることを願って綴って参りました。

そんなわけで今回は後者、ええ、僕が書きたいだけではありますが、2014年の松本バッチが選ぶベスト3機種について語らせていただければコレ幸いでございます。

規制改定の影響を受け、最近でこそ新機種は減っておりますが、今年もごまんとパチスロ台は出たわけです。ホールに降り立った台数に差こそあれど、どの機種も我こそが天下を取らんと登場したことでしょう。そんな中からたった3機種を選ぶのは、ラブパチスロな僕としては心がキューっとなりますが、ちょいと偉ぶって選ばせていただきます! それでは第3位から、張り切っていってみよう。


●第3位 『パチスロ モンスターハンター月下雷鳴』



僕がそもそも原作のゲームが大好きってのもありますが、この機種がランクインした最たる魅力は「当たってからの自力感」、これに尽きるわけです。
どんなタイミングでどんな小役を、そしてどんな順番で引くかによって、全く意味が変わってくる。毎ゲーム状況が変化するリアルタイム感。その象徴ともいえる「剥ぎ取りチャンス中のレア小役」と「ボーナス後1ゲーム目のレア小役」は、共にどんな弱い小役でもボーナスが1個確定。「ここで力まずしていつ力む」と。一撃で300枚出る時も、一撃で8000枚出る時も、スタート地点が全く一緒というのも素晴らしい。通常時を乗り越え、ボーナス確定となった時に、毎回こっちは「スタート地点に立った」と思えるわけです。


●第2位 『沖ドキ!』
30Φ


ハイビスカスが光ればボーナス確定という、一見シンプルに見えるゲーム性の中に、神の様なバランスでシステムと演出が構築されております。
32ゲーム以内に連チャンする天国モードに突入するまで、降格することのない内部モードの移行システム。そして次のモードを示唆する多彩な告知パターン。そして、毎ゲーム抽選ゆえに起こる自力連チャンと天国モードの織りなすシステム連チャンが同時に相見えた時の爆発力。
最近、導入台数拡大を成し得ているそのわけは、その完成度の高さに他ならないでしょう。レバーを叩くことで、ボーナスを当てる。ボーナスを当てることで、目的の場所(天国モード)に向け歩を進める。そういったパチスロの原点的な快楽が、この台には詰まっているのであります。


●第1位 『アナザーゴッドハーデス』


言わずとしれた、ハーデスさんでございます。何を隠そう、2014年、僕が一番レバーを叩いた機種です。5号機という括りの中であれば、僕の最も打った機種です。その理由をあえて一言で表現するならば「バランス」。これに尽きるわけです。
低設定域を打ってしまった時に、心の拠り所にできる「夢」がある。高設定域を打てれば、低設定とは一線を画す高い出玉スペックがある。そして代名詞である『GOD揃い』をはじめとしたプレミアム役たちの扱い、見せ方。1000枚弱で終わってしまうことも少なくないGOD揃いなのに、ハーデス打ちたちは誰もがソレを夢見て、待ちこがれるわけです。そこには確かなポテンシャルが存在することは確かですが、毎回ドカンと出るほどのものではありません。そのポテンシャルが大きすぎては、その他の抽選を圧迫してしまう。しかし、ショボすぎては誰も「引きたい」と思えなくなる。
そのちょうど、ど真ん中。魅力を保ったまま、節度のあるポテンシャルを持っている。演出面、出玉スペック面、全てにおいての最高バランスである、と僕は思っております。

というわけで、僕の2014年ベスト3は以上の3機種でございます。ヒット機種の少ない、いわゆる「不作の年」だと比喩されることも少なくない2014年ではございますが、僕的には素晴らしい機種に出会えたと、そう思っております。

ただ、ですね。

ちょいと収支表を覗いたところ、選出した『沖ドキ!』と『ハーデス』、こいつらが2014年機種別ワースト収支のワンツーフィニッシュ決めてくれちゃってるんです。まぁね、好きだからちょっと無理しても打っちゃうみたいなこともあるとは思いますよ? だけどもね、好きだからこそ他の機種より随分と詳しいわけです。その知識に基づいて、高設定もだいぶ打てている自負もあるわけです。こいつら甘い顔してるもんだから調子乗ってんな、と。2015年はね、まずはこいつらにガツンと言わします。一回バチコン取り戻すところから始めたいと思います。

2015年の抱負はコレ。

「好きこそものの上手なれ!」

皆さんにとっても、パチスロをもっと好きになり、そしてもっと上手になる年でありますように。



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