1999年に発売され話題となったソニーの犬型ペットロボット「AIBO(アイボ)」は、2006年には事業から撤退。2014年3月で修理サポートが終了。ロボット玩具ブームも終焉を迎えたと思いきや、今年で7回目となる「日本おもちゃ大賞2014」の共遊玩具部門で大賞を受賞したのはタカラトミーの犬型ロボット「Hello! Zoomer(ハロー! ズーマー)」だった。

AIBO同様に音声でコミュニケーションがとれ、稼働時には本物の犬のような息づかいの音を出したり、足や胴体の可動部分が多いので子犬のような機敏な動きをするなど、見た目はメカニカルだが動きはリアル。新たなペット型ロボットとしてユーザーを増やしそうだ。

実は注目を浴びているロボット型玩具は他にもある。
セガトイズは、触ると目や耳を動かしながらゴロゴロ泣いたり寝たり不機嫌な声を出すネコ型ロボット「夢ねこセレブ」、そして撫でると羽を動かした眠り込んだりするひよこ型ロボット「夢ひよこ」を発売。いずも本物かと思うような外見。ペット型ロボット分野は日に日にリアル化が進んでいるようだ。
 


夢ねこセレブ(ゼガトイズ)

 

 


夢ひよこ(ゼガトイズ)

 


リアル化という点では昆虫ロボットが秀逸。キアゲハの幼虫やイモムシ型のラジコンなど、リアルな動きをする昆虫ロボット「イモラジ」がマニアの間で大ウケ。自動操縦機能もあり、勝手に動き回る様はまさに虫そのも。昆虫好きには愛おしくてたまらないけど、虫嫌いはホラー以外の何ものでもないだろう(笑)。

 

 

 

 

イモラジ RC(日本トラストテクノロジー)

 


遠目に見ると本物の鳥と見間違えるほどの飛び方をする鳥型ロボットもなかなかのもの。重さ9グラムで約8分で100メートほど飛行。優雅に飛ぶ姿に心が癒される。

 

 

 


バイオニックバードシリーズ アビトロンV2.0(KYOSHO)

 


飼い主の都合でペットが捨てられるという問題が深刻化する昨今、ロボット型のペットたちそんな問題を少しばかりは解消してくれるかもしれない。

あなたの心の隙間を埋めてくれるペット型ロボットはどんなタイプ?

 

 

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