競馬新理論 井崎脩五郎
新年早々「一陽来復」とは


こんな偶然があるんだなあ。

京都でシンザン記念が行われた1月11日(日)。
おっ、今日は、日付に1が三つも重なっているんだなあと思い、ふと、京都1Rのヨウライフクという馬が入っていた。
(1)ヨウライフク
こりゃまた、すごいことになっているなあと目を見張った。

数字と馬名を続けて読むと、イチヨウライフクである。
イチヨウライフク(一陽来復)は広辞苑にも載っている言葉で、
「冬が去り春が来ること」
「悪い事ばかりあったのがようやく回復して善い方に向いてくること」
と解説されている。

まさに、年があらたまったこの時季にうってつけの言葉。
かつて、外神田「萬楽飯店」の大女将がお元気だったころ、正月になると、「あんたの分も戴いてきたから」と、一陽来復と書かれた神社のお札をくださったのを思い出す。

よし、この(1)ヨウライフクを買ってみようとなり、単勝を買ってみた。
そうしたら、好スタートを切って2番手に付け、直線に向いて抜け出すと、後続を振り切ってそのまま勝ってしまったのである。買った人が多かったのか、1番人気でオッズ2.7倍。
忘れられないレースになった。

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