公民館の和室で"騎乗位"特訓
――緊縛による快感もあったんでしょうか?
西条 確かに、縛られるのって快感ですね。
――やっぱり!
西条 縛られると、誰かの物になってしまった安心感というか、その囚われてる感と自由との行ったり来たりが快感なんですよね。
――SMの快感に目覚めてますね~。ローソクも垂らされていました。
西条 はい。ローソクは温かかったです。そんなに熱くはなかったんですよ~。
――え!? じゃあ、ローソクが自分の体にポタポタと落ちる快感がある?
西条 あ~、私は背中やお尻に垂らされたので……。
――ちなみに、この映画もDVDとして発売中です。
西条 宣伝していただいてありがとうございます。
――ところで、西条さんはグラビアや過激な濡れ場にも、精力的に挑戦されていますが、なぜですか?
西条 女優である限り、常に"女"としての魅力を磨くべきだと思うんです。そのためには、心も裸になって"どこから見られてもいい"と思えることが女優にとっては、重要なことなんじゃないかなって。
――なるほど~。そういえば、スクリーンデビューは伝説のポルノ女優・愛染恭子さんが監督された映画『白日夢』なんですね。
西条 はい。愛染監督にはいろいろ教えてもらいました。公民館の和室で、座布団を股の下に敷いて、騎乗位のやり方までレクチャーしてもらいました。
――ええ!? 公民館で?
西条 そうなんです。愛染さんは、周囲には一切かまわず、私の動きを見て"なんで、そこで腰の動きを止めるの"とか厳しく叱るんですよ。
――すごいですね。
西条 今になって思えば、面白いですよね。その時は愛染さんも懸命に教えてくれるし、私も必死になって学んでいましたけど。