雇用環境の悪化が問題視されるなか、よ~く探してみると、世の中には変わった仕事や人材を募集する企業が山ほどあった! 摩訶不思議な珍(?)募集をまとめてみたぞ。

「女王陛下をお乗せした高級車を運転できるかも!?」

英国王室が運転手を一般公募している。公式サイトによると、募集するのは運転手職で、王室メンバー、王室職員、来賓などの送迎にあたる。運転技術はもちろん、コミュニケーション能力も要求されるとサイトでは説明。週5日、週あたり48時間勤務で、気になるお手当は、住居つきで年収2万3千ポンド(約418万円)とは高いのか安いのか。高貴な方々のそばで働きたい人にはまたとないチャンスではある。職場の緊張感がハンパじゃなさそうだが……。

次は、地球の最果てからの求人だ。


「ペンギン好き集まれ!南極の郵便局員」

英国の団体・南極遺産歴史トラストが南極勤務の郵便局員を募集。その業務内容は、南極半島にある郵便局のミュージアムとギフトショップでのフルタイム勤務で、季節限定。郵便局での経験は問わないが、「1ヶ月シャワーを浴びず、3人くらいの人と、ペンギンだけの生活ができること」「気温-5度、ブリザードの吹きすさぶ世界でお客様を暖かく迎えられること」「ペンギンの卵、Tシャツ、食品のストックを正確に記録できること」といった南極ならではの条件が並ぶ。
月給は1100ポンド(約20万円)と、過酷な労働環境にも関わらず、やや薄給か。赴任地では、電話もネットも使えず、通信は無線に限られる。日ごろの「友」はペンギンのみとのことだが、逆にそれが魅力!?

まだまだある。次なんか南極を飛び越えて宇宙である。


「小型衛星と交信するモニター募集。日給3万円」

宇宙航空研究開発機構(JAXA)が求人を出して話題となっている。小型衛星「SDS-4」と交信し、レポートにまとめるのが仕事内容だ。宇宙との交信といっても、専門的な知識や技術は必要なく、職員からの講義を受ければ十分とのこと。しかも注目すべきはその待遇である。日給は10~17時勤務でなんと3万円! 交通費は全国どこからでも支給され、軽食までつく。この募集がされるやいなや、ネットでは「お金いらないからやらせて!」「有給取ってでも参加したい」など大盛り上がり。キャバクラで言ったらモテるだろうなあ~。「仕事は宇宙関連です」!
※残念ながら現在は募集締め切り

次は意外な副収入が手に入る募集!

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