パンチ「震災を経験しているんだね。僕も、オリックスに在籍していたから、兵庫県神戸市須磨区に住んでいました。震災が起こったのは1995年1月17日。僕は94年のオフに戦力外通告を受けて、震災の時は芸能界に身を置いていた。だから、この時は川崎にいて、震災には遭っていない。ただ、僕は年明けにゆっくり引っ越そうと考えていた。ところが、妻はそれに反対。川崎への引っ越しを急かせた結果、僕は偶然、被災せずに済んだわけ。妻の判断に感謝したけれど、しばらくお世話になった神戸の街を見た時、複雑な気持ちになったね」

小塚「私は3歳の時に被災したので、記憶が薄れていますが、当時を知る人にとっては一生忘れることのできない大惨事でしたね」

パンチ「僕はいま、東日本大震災の復興を僕なりに手伝っているけれど、これは一生の仕事だと考えていますよ。ご両親は僕と同じくらい?」

小塚「そうです。父は51歳で母は50歳です。パンチさんは凄いお若いですねえ。見えない!」

パンチ「桃子ちゃんの性格は?」

小塚「ポジティブなところ。あまり考え込まない。“次! 次!”となるところですかね」

パンチ「こういう娘はプロ向き。次回にこの続きの話をしましょう。やっぱり“野球が一番!”」


パンチ佐藤(ぱんち・さとう)プロフィール

1964年12月3日生まれ
亜細亜大学から熊谷組を経て、オリックスにドラフト1位で入団。プロ野球時代、トレードマークのパンチパーマと独特な発言で人気者に。引退後はタレントとしても活躍し、2015年シーズンからBCリーグ『武蔵ヒートベアーズ』の宣伝本部長に就任した。

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