パチスロ勝利の隠し味 松本バッチ
第26回 「ゴッド凱旋の隠れポテンシャル」


あっという間に春の陽気は加速しまして、この頃の僕はいつも半ズボンでございます。別に『ミリオンゴッド-神々の凱旋-』でヤラれすぎて、長ズボンの膝下を切り売りしたわけではございません。むしろその逆。わたくし、『凱旋』むしろヤレております。

筺体
『ミリオンゴッド-神々の凱旋-』(ユニバーサルブロス)

導入から1カ月ほど経ちまして、僕の周りの人間の『凱旋』への印象は真っ二つといった印象です。そう、まさにヤルかヤラレルか。

「通常時のコイン持ちがキツイ」

「GOD引いてもそんなに出ない」

主にヤラレ続けてしまった方からよく聞くセリフです。ところがどっこい、いわば現状ヤレてる僕も、その印象はほぼ同じ。通常時のコイン持ちは他機種や前作『アナザーゴッドハーデス』に比べてキツめですし、シリーズおなじみのプレミアムフラグ・GOD揃いの伸びしろはそこまでじゃない印象です(とはいえ「1ゲームあたり純増3枚のATが最低500ゲーム保証される」ってのは、十分な価値だとは思いますが)。

そこらへんの印象を共有しながら、僕のこの1カ月の『凱旋』収支はなんと、+30万オーバーなわけです。導入初日に-12万をブチかましておきながら、たった1カ月で大幅にひっくり返しているわけです。

では、どこでヤっているのか。そのポイント、つまり僕が今見ている『凱旋』のポテンシャルの在り処を、今日はご紹介できればと思います。

まず1つ目は「スペシャルゴッドゲーム(SGG)」。赤7揃いや「G-STOP」中のS図柄揃いから突入するストック上乗せ特化ゾーンです。基本は、16ゲーム間で赤7を揃えることができればストック上乗せ獲得、かつ16ゲームをまた最初からやり直すことができる、というシステムなんですが、それだけではGOD揃いのポテンシャルを上回るのは至難の業。実はSGGにはもう1つ上の化け物状態が存在するのであります。

それは「SGG-EX」。

見た目は普通のSGGと全く変わらぬ「SGG-EX」。突入するとどうなるかといいますと、レア小役のみならずリプレイや押し順黄7でも上乗せが発生するようになるのです。僕が今まで「SGG-EX」に突入させた回数は3回。そしてその最高上乗せセット数は、なんと10個! 見えている分だけで、です。見た目上確認できた分のみで、GOD揃いの倍のストック! 僕が化け物状態と比喩したその理由もおわかりいただけたでしょうか。とにかく全身から汗が吹き出るほど、乗ります。

とはいえ、ですね。「SGG-EX」突入のチャンスはそこまで多くありません。

SGG中に引いたレア小役により突入する可能性がある「メデューサモード」というものがあります。SGG16ゲームの減算をストップしてくれるゾーンです。

それゆえ、赤7揃いを引っ張ってくる可能性はグンとアップするわけですが、実はそれだけじゃない。このメデューサモード中、さらにレア小役で上乗せをすることで、どうやら先述した「SGG-EX」への突入経路となっているようなのであります。

「SGG-EX」に入れちまえばワッショイ状態ですが、ハードルは比較的高めと言えるでしょう。決してメインとは言い難い。

もっと近くに、あるんです。『凱旋』のメインポテンシャルは!
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