能年の全話の出演料は1500万円の計算になるが、
「それで月給5万円はかわいそうに見えますが、女優の場合はそこに至るまでのマネージメントやプロモーションなどの初期投資がかっている。事務所の言い分にも理があるのでは」(三杉氏)
という見方も頷ける。

男性俳優はどうだろう。まずは人気ナンバーワンの堺雅人(41)はというと、
「『半沢直樹』(TBS系)以降、現在放送中の『Dr倫太郎』(日テレ系)は、当初は局側から400万円を提示され、結局200万円に落ち着いたそうですが、CMギャラは6000万円と倍額になりました」(前出の芸能プロ関係者)

年収はザッと4億円と、さすが稀代の売れっ子だが、"脇役"でお馴染みの2人、ドラマで見ない日はない名脇役の遠藤憲一(53)と松重豊(52)もスゴイ。
「遠藤さんは1本130万円、松重さんは90万円と言われています。2人とも連ドラ毎クール、単発ドラマやCMも多数出ており、所属が個人事務所や劇団系なのでギャラの取り分が多いのも共通点ですね」(前同)
気になる年収は、2人とも約1億円。これだけ働けば納得の額だ。

しかし、上には上がいる。世界の渡辺謙(55)はなんと、「超破格の1本1000万円」(同)と言うのだ。制作予算4000万円が相場の日本の連ドラには、彼のギャラを払う余裕がないため、出演はほぼなし。だが、年収はCMとハリウッド映画出演で、約3億円といったところか。

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