九州VS東北!? 日本一お酒を飲むのはアノ県だった!!の画像
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大人の嗜好品を代表するお酒は、祝事・祭事やパーティーをはじめ、昔からあらゆるシーンに欠かせないものとなっている。日本人は酒好きと言われるが、地域によってどれぐらい差があるのだろうか? 成人1人当たりの摂取アルコール量を都道府県別にまとめてみた。
ただ一口に「酒」といっても日本酒・ビール・洋酒などアルコールの種類はさまざまである。そこで今回は「アルコール換算ベース」法(各種アルコール消費量にアルコール濃度をかけた数値)で都道府県別に並べてみた。

1位=鹿児島 10.25リットル
2位=宮崎県 9.60リットル
3位=東京都 9.04リットル
4位=秋田県 8.46リットル
5位=青森県 8.41リットル
6位=新潟県 8.25リットル
7位=岩手県 7.93リットル
8位=沖縄県 7.92リットル
9位=山形県 7.79リットル
10位=北海道 7.76リットル
(出典:国税庁統計情報2013年データ)

酒豪が多いことで有名な高知県が上位にくるのかと思いきや、意外にもランク外。1位は焼酎王国の鹿児島県となった。年間で10.25リットルというと少ないように感じるが、これは純粋なアルコールとしての量であり、ビールに換算すると約204.4リットル。成人全員が毎日560ミリリットルを飲んでいる計算だ。

2位は同じく焼酎王国の宮崎県。3位の東京都は飲食店の数も人口も多いので納得の結果だが、4位以下が秋田、青森、新潟、岩手、沖縄、山形、北海道が並び、沖縄以外、比較的冷涼な地域が多いのは、やはり、アルコールで身体を温めることもあるからだろう。
また上位に入っている都道府県の中には、1世帯当たりの貯蓄額が少ない都市も多い。酒をよく飲むから貯蓄が少ないのか、貯蓄が少ないから酒に楽しみを求めるのか、というのも気になるところである。

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