あなたの自転車が危ない!! 本当に効果的な「自転車盗難」対策とは?の画像
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お笑い芸人の小島よしおが7月31日、自身のブログで愛車の自転車が行方不明になったと明かした。

自転車好きとしても知られる小島の愛車は、スイスの高級自転車・スコットの「スコット フォイル10」の2014年モデルで、価格は約40万円とのこと。都内の所属事務所近くにある有料駐輪場に停めていたが、地方での仕事をこなした数日後に戻ってきたら、愛車の姿がどこにもなかったそうだ。ちなみに自転車は前輪をロックし、後輪にも自前の鍵を掛けていたという。

最近増加傾向にあるとされる自転車の盗難件数。パーツごとに分解できるロードバイクが転売目的で狙われるケースが多いが、足代わりとして使ったり、変質者がサドルを引き抜いていったり、高額なものでなくても盗まれることがある。

なかには「自転車程度なら犯罪にならない」と滅茶苦茶なことを言い出す不届き者もいるので、たとえママチャリでも防犯対策はしっかりとっておきたいものだ。

自転車の防犯対策として、基本かつもっとも大切なことは施錠を怠らないこと。「すぐに戻ってくるからきっと大丈夫」なんて思い込まず、停める際には短時間であっても必ず鍵をかけるように習慣づけたい。

そして防犯カメラに映る場所に停めたり、なるべく管理人のいる駐輪場を選んだりすることも大事だ。また、転売目的の窃盗犯対策としては、車に積まれないように横付けできない場所に停めたり、そもそも車道から見えない場所に停めるようにするといい。さらにカバーをかけたり、フレームに派手な塗装を施して、転売しにくくするのも効果的だという。

鍵に関しては、やはり簡単に壊せない頑丈なものを選びたい。ただし頑丈なものはそれに比例して重たくなっていく傾向があるので、そのあたりは持ち運びやすさとの兼ね合いということになるだろう。

一番安全なのは、地面に固定されたもの(標識やガードレールなど)と自転車のフレーム部分をしっかりと繋ぐこと。繋ぐ際の鍵は、オートバイでよく使われる合金製の「U字ロック」、そのなかでもオートバイメーカーが純正扱いとしているモノが最も安全だとされているが、重いうえに長さが足りないものが多く、標識などに届かないこともある。

そんなネガ要素を取り除いたのが、最近流行りの「多関節ロック」(板状の金属板が何枚もタテに繋がったもの)という鍵。コンパクトに折りたため、強度もソコソコあり、最強のカギとの呼び声が高い。

その他では、最近では最初から盗まれることを覚悟したうえで、ペダルやサドルにGPSに埋め込んでおく方法も登場。シールタイプのGPSなんて手軽なものまであるようだ。

備えあれば憂いなし。自転車の防犯対策は必ずしておこう。

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