まずはコレを頼め! 焼き鳥店の本気度がわかるメニュー3つの画像
まずはコレを頼め! 焼き鳥店の本気度がわかるメニュー3つの画像

モクモクと換気扇から吹き出てくる煙の誘惑に、たまらず入ってしまうのが焼き鳥屋。席に座って酒を待ちながら、メニューに並んだ串焼きの数々から、どれを選ぶか? 初めて入った店なら、当たりなのか、ハズレなのか、店の本気度が早めに判断できるメニューを選びたい。そこで、以下の三品でチェックしてみよう。

1:まずは串焼き「若鶏」
新鮮な鶏を仕入れて捌(さば)いているか、焼き具合、タレの味付け、塩のふりかけ具合など、この1本で店のすべての串焼きが見えてくる。外はパリっと、中はジューシーという、理想的な焼き具合を期待したい。若鶏がなければ、正肉、もしくはネギマを選ぼう。また、テーブルに置いてある七味唐辛子など調味料は、香りが飛んでいないか、容器を清潔に管理しているか、気をつけながら振りかけよう。

2:すぐに出る一品「お新香」
串焼きの合間の箸休めになるし、お口をサッパリさせてくれる「お新香」は、焼き鳥屋ならずとも店の本気度が分かる一品。浅漬けのキュウリや茄子、古漬けの白菜、どちらも良いが、ちょいと紅生姜が添えてあったりすると、さらに嬉しい。これが、市販のきゅうりの◯ちゃんやシバ漬けだったら、腰を浮かせてお会計の準備をしよう。

3:心遣いが分かる「厚揚げ・奴」
豆腐や厚揚げを自作する焼き鳥屋はないだろうから、どこで食べても同じと思われるかもしれないが、ところがどっこい、添えてある薬味で大きな違いが出てしまう。生姜や刻みネギなど、量、種類、鮮度で見極めよう。特に生姜は業務用のチューブ入りではなく、摺りおろしてあるものだったら、一気に評価が上がってしまう。また、厚揚げを焼くのは時間がかかるので、待たされても焦ってはいけない。外側がカリッと焼かれているだけでなく、中身までしっかりと熱が入っていることが大事だ。

以上の三品が合格ラインであったとしても、お好みの串焼きが気に入らなかったら、もちろん河岸を変えることをオススメしておこう。なんだかんだ言っても、酒場の好みはアナタ次第なのだから。

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