2011年に登場した『銭形平次 withチームZ』の大ヒットを機に、シェアを急速に伸ばし確固たる市民権を得た「ライトミドル」。大当たり確率がほぼ約200分の1前後ということもあって、気軽にパチンコを楽しみたいライトユーザーから、なるべく安定した収支を稼ぎ出したいパチプロまで、幅広い層に支持されています。

かくいう私もこの「ライトミドル」が最も好きなスペック。なんてったってMAX機に比べて格段に当たりやすいですからね。 やっぱパチンコは大当たりさせてナンボでしょ! そこそこの優良店なら、平均すれば1万円ちょっとを投資すれば大当たりが期待できますし、初当たりを引くまでに要する時間もだいたい1時間くらいですむのが非常に魅力的です。

しかも最近では、MAX並の大量出玉が期待できる機種も多いですしね。堅実と冒険の狭間にある、まさに“いいとこ取り”なスペックがライトミドルだと言ってもいいでしょう。

大当たりを引くまでに要する時間が少なくてすむということは、会社帰りや休日しかパチンコを打てる時間がないサラリーマンにもオススメできますし、当たりやすさと大勝ちできる可能性をバランス良く持ち合わせている一面は、これからパチンコを始めてみたいなんて方にもパチンコの楽しさが最も伝わりやすいと思います。

何を打とうか迷った時は、「とりあえず生!」の調子で「とりあえずライトミドル!」がオススメですね♪

前回、MAXタイプがホールの主力機種となっているとお話しましたが、実はこの「ライトミドル」もまた、主力機種に据えているホールが数多く存在します。

ハイリスクハイリターンなMAXタイプと“いいとこ取り”が魅力のライトミドルでは、当然ユーザー層も異なってきます。となると、幅広い層から多くの客を集めたいホールとしては、MAXだけではなくライトミドル機にも力を入れざるを得ないのです。

そして、店の主力機種であるということは、集客のためにホール側は勝ちやすい調整にしている可能性が高いということ。つまり、ライトミドルもまた狙い目となるのです! 

さらに、規制の変更によって今年の11月からMAXタイプの新台がホールに導入できなくなってしまうことも、ライトミドルにとっては追い風となるかもしれません。MAX機を増やせなくなるホールとしては、ライトミドル機を丁寧に扱うことで客をつなぎ止める必要がありますからね。

しかし一点、ライトミドル機を実戦するうえで注意して欲しいことがあります。

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