タダで海外旅行できる!「マイル」利用の基本ガイドの画像
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タダで海外に行くための王道はマイルを貯めること。しかし、ただ貯めればいいわけではなく、いくつか注意点がある。
通常、マイルとはフライトした場合にその距離に応じて与えられるもので、それが貯まると、航空券と引き替えられるもの。ところが、最近は「陸マイラー」であっても、簡単にマイルが貯められる時代だ。

とはいえ、すべてのマイルが同じ扱いになるのではなく、各航空会社によって違うので、いくらANAのマイルを貯めても、JALで使用することはできない。
しかし、現在、世界には3つの「航空連合」なるものがあり、それぞれに所属している航空会社であれば、貯めるのも使うのも可能という流れになっている。
そのため、ANAマイルがあれば、ANAが就航していない北欧やアフリカ、南米にも飛ぶことができるのだ。

ただし、それぞれの航空連合には得手不得手がある。現在、世界最大の航空連合は「スターアライアンス」だが、オセアニア地域への就航便は少ない。
一方、同地域を強みとするのは、JALが所属する「ワンワールド」。だが、同連合は航空連合の中で最も基盤が弱く、他にメリットが見つからないのが現状だ。
また、マイルで予約できる座席数には限りがあり、予約できない期間もあるので注意が必要。特に、東京―ホノルル便は人気があり、1年前の予約開始からわずか1分でなくなるほど。

そんなときに覚えておきたいのが、マイルの交換。ANAの場合、マイルを「SKYコイン」に交換すると、それがそのまま現金のように航空券代などに充てられるのだ。地域や時期によっては、マイルで交換するより良レートであることもあるので、ぜひ参考にしていただきたい。

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