レオ子のぱちんこ堅勝ゼミナール
第27回 打ち子生活で年収一千万オーバー!?

堅く打って小さく勝つパチンコライター・森本レオ子が、パチンコで勝つための基本のキを解説する本コラム。前回の「遠隔」ネタに引き続き、パチンコにまつわるダークな面に切り込んでいきたいと思います。今回のテーマはズバリ、「打ち子」について!
「あの店は打ち子がたくさんいるからウザい」「あの人たくさん出してるけど、どうせ打ち子でしょ?」
パチンコを打つことが板についてくると、このような会話を耳にすることが多くなるのではないでしょうか。「打ち子」と言えば、大人数で台を占拠して収益をあげるパチンカー集団のこと。
まとめ役のパチプロが、日給(または時給)でパチンコを打ってくれるバイトを雇い、集団でホールに入店。まとめ役から事前に指示されたパチンコ台に一目散に座り、ひたすら集団でパチンコを打ち続ける……というスタイルが特徴です。
パチンコの軍資金はまとめ役がすべて負担、そのかわり出玉は全部まとめ役が回収します。凄腕のパチプロがどんなに優秀台をたくさん見つけても、自分では1台しか打てません。なので、自分が打つ代わりに他の人を雇って打たせてしまおう、という発想ですね。
打ちたかった台を大人数で占拠されてしまったので座ることができなかった、台の確保に関してのマナーが悪い……恨みの理由は多々あれど、きっとほとんどの読者さんが打ち子に対して良い印象を持っていないと思います。
今回はそんな「打ち子」事情を紹介していきましょう。
ホールから高設定などの情報をこっそり受け取り、一般客に混ざって遊技することで日給を得る「サクラ」も、ひと括りに「打ち子」とされることがあります。ですが今回は「サクラ」については全く別物として扱い、我々一般ユーザーと同じ条件の下でホールに通っている「打ち子」について触れていきたいと思います。
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