そんな黒柳に最も困惑させられているのは、お笑い芸人たちだろう。彼女は芸人が来ると、「今日は何か面白いネタを披露してくださるんですって?」と嬉々としてネタをやらせるのだが、彼女自身が、そのネタの面白さを理解できないのか、まず笑わないのだ。「これでは、視聴者には“すべった”ように映りますよね。“そんなの関係ねぇ”の小島よしおは、全力でネタを披露したのに笑ってもらえず、“それで終わりですか?”と言われて、すっかりペースを乱され、トークでも最後まで空回りを続ける、地獄のような展開になりました」(お笑い関係者)

 そのため、“芸人殺し”といわれる黒柳だが、本人は82歳にしてすこぶる元気。「ジャイアント馬場に勧められたスクワットを日課とし健康を保っているからだと、本人は話していますが、実は、もともと胃腸が強く、人間ドックでは“消化スピードが常人の4倍”と言われたことがあったそうです」(テレビ誌記者)

 また、こんな見方もある。「彼女は圧迫感を嫌って、かれこれ45年もノーブラ生活を続けているんです。それでいて『ザ・ベストテン』時代に、久米宏に“見えてますよ、黒柳さん”と言われたときには、“あら、そう?”と、その場でティッシュを挟んだという話もあるくらい、見えてもへっちゃら。そんなストレスフリーな日常が、何よりのアンチエイジングにつながっているのでは」(芸能記者)

 また、ユニセフ親善大使でもある彼女は、世界の子どもたちへの深い愛でも知られるが、その活動の中でも仰天伝説がいっぱいだ。「彼女はあの“玉ねぎ頭”の中に、飴や煎餅を入れているんです。子どもたちに会ったときにプレゼントをして驚かせるためだそうですね」(テレ朝関係者)

 戦地の子どもたちに会いにアフリカ入りしたときには、こんなことも。「現地の子どもたちがサッカーをして遊んでいたら、弾みでボールが地雷の埋まっている場所に飛んでいってしまったそうです。当然、誰もボールを取りに行こうとはしませんでしたが、黒柳は平然と歩いてボールを取ってきたそうです。驚く周囲のスタッフに、“私には子どもたちを救うという使命があるから、神様が地雷を踏ませるわけがない”と話していたといいます」(リサーチャー) 今年の司会も神様が黒柳に与えた使命ならば、“びっくりぽん”なサプライズで紅白を大いに盛り上げてくれるのではないだろうか。

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