ご相談の回答者
○弁護士・古川穣史 男女の問題から刑事事件まで、なんでもござれ。「一期一会」の精神で皆さんのお気持ちに向き合いたいと思います。一緒に最善の解決へと向かっていきましょう!
○ライター・もしだ 主婦でライター。宮沢りえ、ゴクミと同じ年齢(むろん面識はない)。法律のことはてんでわかりません!
○編集部・ブリ子 アラフォー独女。最近老後のために、高い保険に入りました。
古川:40万というとなかなか高額ですね。
もしだ:姉、弟というきょうだいで姉がジャイアンってパターン、よく聞くねー。
ブリ子:きょうだいだと借用書も書いてもらってないだろうし、お金を返してもらうのは難しいですかね?
古川:借用書がなくても、貸した日に40万円を銀行で下ろした通帳などがあれば、貸した証拠には使えそうです。
もしだ:へえ~! そうなんですか。と、なるとネックは姉に遠慮している夫の説得だな。
ブリ子:お義姉さんも非常識だけど、その旦那であるお義兄さんはどう考えてるんだろうね。
もしだ:このお義姉さんみたいなヒト知り合いにいるけど、旦那に発言権ないよねー(笑)。
ブリ子:発言権があるかないかはわからないけど一度はお義兄さんにも話してみるべきだし、貸したお金は夫婦の共有財産なんだから、くるみさんが返してほしいなら主張すべきだと思うな。
古川:そうですね。やはり、まずは旦那様にしっかりと言ってもらえるよう説得した方がよいと思います。
ブリ子:旦那さんがお義姉さんに言ってくれたとして、それでもお金が返ってこない場合、第三者を含めての話し合いということになりますか?
古川:通帳の記録など金銭の出入りがわかるのであれば、弁護士からの通知なども効果的だと思いますよ。
もしだ:引っ越し代ぐらいは取り返したいところだね。で、それ以降は関係を断つべきだと私は思うな!
【古川穣史(ふるかわじょうじ) プロフィール】
弁護士。一橋大学商学部、早稲田大学法科大学院卒業。離婚男女問題、遺産相続、犯罪・刑事弁護など幅広い分野を得意とする。八木良和法律事務所に所属。
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