日本は言霊(ことだま)の国とよく言われる。言葉にするとそれが現実になってしまう国という意味。つくづくそうかもなあという事が起きた。1月10日(日)、シンザン記念の日のこと。競馬風俗研究家の館川末広がやってきて、こう言ったのだ。

「戦争が終わってすぐの昭和20年代から30年代にかけて、町角の家に看板が打ちつけてありましたよね」「あったなあ。区とか県が打ちつけたやつな」

 なかでも数が多かったのが、この二つ。「進む復興後押す納税」「気をつけよう暗い露地」これを聞いた立川末広がこう言った。「気をつけよう、暗い路地とロジクライ。要注ですよね」

 でもまさか、ロジクライは来ないだろうと思っていたら、シンザン記念で8番人気、単勝2250円という人気薄だったロジクライが、緩ペースを呼んだ浜中騎手の好騎乗で勝ってしまったのだ。ホント、言霊の国だよ。この週は、ベッキーと騒動を起こしたゲスの極み乙女。の川谷、略してゲス川谷も話題になっていたが、シンザン記念の7枠、クリノシャンボール(川)谷厩舎とシゲルノコギリザメ(谷)潔厩舎。このシゲルノコギリザメも11番人気で3着に逃げ粘ったのだった。

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