これまで京都と中山でそれぞれ4日間、計96レースが行われ、1番人気の馬が勝ったのは、29レース。リーディング争いは、C・ルメール騎手が7勝でトップ。3勝タイの僕は現在4位。なぜ勝てなかったのか? 1レースごとに結果を分析することは大切ですが、いつまでも負けにこだわっていると、そこから先に進めなくなります。負けは、負け。その場できれいに洗い流して、また新たな気持ちで、ゼロから挑んでいく――。さすがに、笑い飛ばしてというほどの豪胆さはありませんが、それが勝負の基本です。

 さぁ、今週末、23日、24日は、中山、京都に加え、中京競馬場でもレースが開催されます。重賞は、中山のGⅡ「アメリカジョッキークラブC」と中京のGⅡ「東海S」。結果はどうあれ、気持ち的には、乗る馬すべて勝つつもりで。一気にリーディングのトップに躍り出るような気持ちで、最高の騎乗を目指します。暖冬の今年、皆さん、競馬場に足を運んで、熱い競馬を楽しんでください。

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