寒い冬や春先などだけじゃなく、一年を通して足先の冷えに悩まされている人、女性には多いですよね。布団をかけても、服を着こんでも足が冷たい。そんなヒサンな冷え性を改善するため、家で手軽にできる「冷え解消運動」を行ってみませんか？ まずは、お風呂に入ります。４２度程度のやや高めのお湯に１０～１５分ほど浸かり、全身を温めてから上がって、身体が十分に温かいうちにストレッチを行います。途中で身体が冷えないよう、寒い季節であればしっかりと服を着こみ、靴下を履いておきましょう。
１）足首ストレッチ
まずは足首のストレッチから。ベッドや椅子に腰かけたら、片方のひざの上にもう片方の足首をのせます。のせたほうの足の指の間に手の指を入れて掴み、左右に１０回ずつ、ぐるぐると回しましょう。足首まわりをストレッチすることで血流がよくなり、指先まで温かい血液が巡るようになります。
２）上体反らし
平らな床（畳やじゅうたん、ベッドの上がベスト）にうつぶせに寝転がり、手で上半身を持ち上げて背中を反らします。キツイかも、と思う状態で１０秒間キープを。これを５回繰り返します。背中から腰にかけての筋肉が伸び、体内で温められた血液がまわりやすくなります。
３）エアーサイクリイグ
続いて仰向けに寝転がり、腰を手にあてて足を上げ自転車をこぐ動きを３０回。腰回りを動かすことで骨盤の筋肉が伸び、身体を芯から温める効果が得られます。
４）足指ストレッチ
足の指を使い、グー、パー、チョキを左右５回ずつ作ります。足指の関節が柔らかくなり、末端まで血液が巡って自律神経も強化できます。
５）仕上げに！
足の指の付け根を１５秒ほどギュッと強く握って離す。これを数回ずつ行います。足指の血行が促進され、新鮮で温かい血液が巡ります。
上記５つの運動を、お風呂上がりに行えば、身体ぽかぽかのまま朝を迎えられること間違いナシ！ 血が巡ると足裏からたっぷり汗をかきます。そのまま靴下を履いて寝てしまうと、汗のせいで足が冷えてしまうので、必ず靴下を脱いでから寝るようにしてくださいね！ ストレッチを行ってから寝ると、寝つきもよくなり、疲労した身体を回復する効果がグ～ンとＵＰ!! さらに、寝ている間に脂肪の燃焼効果が期待できるので、冷え性改善以外の効果も期待できちゃいますよ。
わぐりめぐみ
東京生まれ。作家・編集ライター・シナリオライター。るるぶ等旅行雑誌から職歴をスタート。ティーン、ストリート、サブカル、ライフスタイル誌等で幅広く活躍。著書に『そして、ありがとう… 犬と私の１２の涙』（日本文芸社）、『Ｂ型妻ＶＳＡ型夫 毎日がグチＬｏｖｅ』（笠倉出版社）、共著に『ミニチュアダックスフントの洋服屋さん』（実業乃日本社）等がある。
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