昔懐かしい画質で、モード選択やボタン演出、タッチ機能はナシ。基本はいつもの泡と魚群のみで、演出はとにかくシンプル。しかし本当の魅力は演出要素ではなく、スペックにあるのです。確変突入率は50%、確変に入らなくても必ず時短33回転が付くので安定感はバツグン。ちなみに大当たりは5ラウンド(約460玉)のみで、15ラウンド大当たりはありません。

「それって地味というか、むしろショボイんじゃないの?」と思った人は鋭いです。ところが、そこにこそ“勝てる秘密”があるのです。昨今は時短回数や大当たり出玉に差が付いた機種が大半ですが、実力や技術でヒキは変えられません。ハッキリ言えば運まかせです。もちろんパチプロの腕を持ってしてもどうにもならんです(笑)。

 しかしこの台の場合、大当たりさえ引けば、確変かどうか以外は気にしなくていい。唯一のヒキ要素、確変かどうかの振り分けも常に平等な50%ですしのう。時間の許す限り粘りまくるだけで、驚くほどスペック通りの実力が結果に表れます。理屈ばっかりこねても説得力がないので、さっそく5日間ブッ通しで打ち込んでみました!

 開店から閉店までの実戦を連日繰り返したので、ラッキーな16連チャンとか、21連続単発なんて不運展開もありましたが、終わってみれば4勝1敗で勝率8割。勝っても負けても2万円以内でしたので、堅実に勝ち越し。もっと打ち込めば勝率はまだまだ上げられそうです。

 一撃爆裂の可能性は望みにくいので、勝率と勝ち額は粘りでもぎ取るしかありませんが、打ち続けるだけなら誰でもできます。時間はタップリあってもおこづかいは全然ない、そんな時にピッタリなんですのう。シンプル演出は飽きないし、魚群やキュイン告知の期待度&出現率を自分好みにアレンジできる機能もポイントが高い。

 あえて言えばポテンシャルが堅実すぎて、回らない台を選ぶと負け試合が濃厚。そのかわり「まあまあレベル」の回り具合でも、粘りに比例してプロアマ関係なくキッチリ稼げるはずです。勝ちグセを付ける練習にもなりますしのう。

 今回の『海』はマジでオススメです♪

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