フリー転身・加藤綾子アナ、フジ退社の鍵を握った「3人の男」の画像
フリー転身・加藤綾子アナ、フジ退社の鍵を握った「3人の男」の画像

 ついに決断ッ! 視聴率低迷が深刻なお台場王国。数少ない“屋台骨”たるカリスマ美女の陰には、なんと――。

 本誌既報通り、フジテレビのエース、“カトパン”こと加藤綾子アナ(30)が退社することとなった。「メインキャスターを務める『めざましテレビ』を、4月1日で降板。有給休暇を消化し、4月末に正式退社となるようです」(芸能記者)

 もちろん、退社後はフリーアナとして活動をスタートする。所属事務所は、高島彩や中野美奈子など、元フジのエース級のアナの多くが所属する『フォニックス』ではなく、意外なことに、篠原涼子や谷原章介などの人気俳優を擁する『ジャパン・ミュージックエンターテインメント』。ドラマに強いといわれる事務所だ。「『報道ステーション』のサブキャスターに就任するという噂もありますが、芸能色が強く、元局アナのマネジメントは初めてという事務所だけに、ガチガチの報道キャスターという可能性は薄れたかもしれませんね。それでも、大手プロの後ろ盾も厚い老舗プロダクションですから、退社後、すぐにでも他局の番組へも出ていけるでしょう。現在は1200万円といわれる年収も、すぐに“億”の大台に達するんじゃないでしょうか」(前同)

 情報番組やバラエティ、CMはもちろん、場合によってはドラマへの出演も十分にある。カトパンの新しい顔が見られることを期待せずにはいられないが、この退社、一筋縄でいく話ではない。キーマンとなった“3人の男”の存在が囁(ささや)かれているのだ。

 まず一人が、フジテレビの亀山千広社長。「昨年7月、スポーツニッポンが、<カトパン9月末退社>と報じた際、亀山社長が“10月1日に番組を見ていただければ、加藤はいつものようにフジテレビのアナウンサーとして座っていると思います”と報道を全面否定しました。“来年の春とか秋とか、そういうこともありません”とまで話し、カトパンとの絆を強調していたにもかかわらず、結局、出て行かれてしまうわけです。亀山社長にしてみたら、裏切られた心境かもしれませんね」(番組関係者)

 とはいえ、彼女の、番組におけるスッキリした様子での退社報告を見る限り、スムーズな“円満退社”に思えるが、実際のところはどうなのか。「視聴率低迷が深刻なフジテレビは、人気者のカトパンの退社は、なんとしても避けたかったはず。9月末退社が報じられたあとも、亀山社長は必死に慰留に努めていました」(フジ関係者)

 だが実は、亀山社長の存在こそが、カトパンが退社を決意した一因ともいわれていた。「一昨年10月、カトパンが『めざましテレビ』の生放送中に突然、体調を崩し、番組を途中退席するというハプニングがありました。当時の彼女は、仕事が忙しい中、亀山社長にスポンサー関係者との接待に駆り出されることが心身ともに大きな負担となっていて、仕事仲間などによく愚痴をこぼしていたんです」(放送作家)

 それが本当なら、もっともな話。亀山社長に「辞めないでくれ」と言われても、彼女の気持ちは変わるはずがなかっただろう。「なかなか退社を認めてもらえないことにシビレを切らしたんでしょう。秋には、“フジテレビのドン”と虎ノ門のホテルオークラのバーで密会している現場が目撃されています」(芸能プロ幹部)

 そう、2人目の男が“ドン”こと、フジテレビの日枝久会長だ。「女子アナ好きを公言する日枝会長は、中でも特にカトパンをかわいがっていましたからね。話の通じない亀山社長の頭を飛び越え、日枝会長に泣きついたのではといわれています。当時、日枝会長は、カトパンの退社報道について、一部メディアから直撃取材を受け、“亀山社長に任せているから”と問題への介入を否定していましたが、その後、事態は大きく進展。日枝会長からの“天の声”が下った可能性はあります」(前同) 実は、彼女の新たな所属先となるジャパン・ミュージックエンターテインメントは、亀山社長との関係が深いことでも知られているという。

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