マグロの刺身好きは要注意!? これが「ハゲる人の生活習慣」だ!の画像
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 普段なにげなくやっていた、あんなコトやこんなコトが、実は薄毛の原因に! 遺伝という運命に流されるか、抗うかは自分次第。髪のプロが明かす衝撃事実に刮目せよ!

全国理容連合会名誉講師理容師 板羽忠徳氏
『やってはいけない頭髪ケア』(青春出版社)ほか著書多数。ヘアカウンセラーとして、テレビ、ラジオ、新聞などでも活躍。クリニカルエステサロンMINATO3710を主宰し、「育毛の髪(神)様」として慕われる。

毛髪クリニック リーブ21カウンセラー 夏目教子氏
39年以上にわたり発毛促進ノウハウを研究する、発毛専門『リーブ21』のベテランカウンセラー。独自の発毛診断、発毛施術から自宅でのケアまで完全サポート。

AGAスキンクリニック医師 西垣匠氏
大阪医科大学卒業。AGA(男性型脱毛症)の育毛・発毛治療に特化した専門病院『AGAスキンクリニック』の新宿院・院長を務める。オリジナル発毛薬など、医療の力でAGAの原因を改善。

 男なら誰しも気になる薄毛問題。遺伝だから仕方ないと諦めがちだが、それに待ったをかけるのが、薄毛家系に生まれながら70歳を迎えてもフサフサヘアをキープする、全国理容連合会名誉講師の板羽忠徳氏(理容師)だ。「食事や生活スタイル、ストレスなどの誘因が加わることで、薄毛の兆候が現れる時期や進行の度合いが早まってきます」実際、取材を進めると、ハゲる人の生活習慣には多くの共通点が存在することが分かった。

 まずは、薄毛対策の基本でもある、正しいシャンプーができていないこと。毛髪クリニック『リーブ21』のカウンセラー・夏目教子氏が言う。「薄毛の方は、毛穴のつまりや汚れがきちんと取れていないことが多いんです。残った皮脂は酸化して、髪が抜けやすくなります」 毎日洗っているから大丈夫と思っていても、実際にちゃんと洗えている人は少ないという。「シャンプー剤を直接つけると地肌に悪いうえ、泡立ちにムラができ、洗い残しの原因になります。手のひらに取って泡立ててから、全体にまんべんなく広げましょう」(前同)

 その際、頭皮をゴシゴシこするのはNG!「生えたばかりの新生毛を引き抜く恐れがあります。新生毛は耳たぶの毛ぐらい細い状態で、頭皮にしっかり根づいていません。かといって、恐る恐る洗うと、毛穴の汚れが落ち切らず、血行も良くならず、これもまた抜け毛の誘因になります」(前出の板羽氏)

 髪が脂っぽいから、朝シャンしてから外出するのが日課という人もいるが、「寝る前と朝とで、1日2回も洗うのはやりすぎ。正常な皮脂を必要以上に取り除いてしまいます。せめて1日1回、2日に1回でもいいくらい」(AGAスキンクリニック・西垣匠医師) 

 また、どんなシャンプーが良いのかも気になる。「石油合成系の界面活性剤を含むシャンプーは、頭皮にダメージを与えやすいんです。天然成分で、皮膚と同じ弱酸性のシャンプーを選べば、負担は少なくなります」(前出の夏目氏)

 前出の板羽氏が推奨するのも同じく弱酸性で、アミノ酸系のシャンプーだった。

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