それは、2007年から4年間、書かれてきたもの。まずは“男の疑惑”だ。前出の女子アナウォッチャーが言う。「“東京ディズニーランドホテルに行きました”という文章には驚きました。“広いし高級感がある”“あらゆる場所に隠れミッキーがいる”と、かわいらしい感想なんですが、誰と行ったのかと思うとねえ……」 ウウッ。確かに、彼女のファンが見れば、心痛で食事も喉を通るまい。

「他の日で、気になるのは“出張主婦”という表現。自分のことを、ジョークでそう呼んでいるんです。特製野菜サラダ、鶏の唐揚げなど料理のメニューが“本日の夕飯”として挙げられてるんですが、彼氏の家で食事を作ったことを、ボカして書いてるとしか思えないんですよ」(前同) あさひアナの手料理……生唾ゴクリ!

 一方で、「『DEATH NOTE』『デトロイト・メタル・シティ』『ルードヴィッヒ革命』といった漫画を“面白かった”“映画化が気になる”と推薦。文学で言えば、よしもとばななさんの作品を“前半が特に素晴らしい”と絶賛しています」(前同) ブレイク前、普通の女子が気ままに綴った日常だ。しかしながら、当時、ディズニーや料理、本以上に、彼女のハートをブチ抜いたものがあったという。

「それはL’Arc~en~Ciel(ラルクアンシエル)のボーカル、Hyde(ハイド)です」と言うのは、前出の兵藤氏。フランス語で“虹”を意味する、L’Arc~en~Ciel。紅白出場経験も多数の“キング・オブ・ビジュアル系バンド”に、なぜ!?「彼女は落ち着いているように見えますが、実はとってもミーハー。広島局勤務当時は、カープの応援に精を出す“カープ女子”で、ユニフォームを着てスタンドから黄色い声援を送っていました」(兵藤氏)

 そうして行きついた先が、ラルクだという。「Hydeの声は、なぜ、こんなにも力をくれるんだろうという文章には、特に力が込もっていました。“しゃべって、動いてるだけで感無量”だそうです」(前出のウォッチャー) 見れば、ブログ内では、“Hyde様”と何度も連呼。とことん心酔だ。「東京、名古屋、福岡と、当時、住んでいた広島から遠方のコンサートにはるばる出向いていたんです。いわく、“陰”の曲もたくさんあるけど、存在としては“陽”なのがL’Arc~en~Ciel。多忙な中、彼らのステージで英気を養っていたんでしょう」(前同) なんとまあ。あさひに虹がかかれば、これほど美しい眺望はない……ってか!?

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