まず、パチンコ台は主に盤面中央、液晶の真下にある「スタートチャッカー」(「ヘソ」と呼ばれることも多いですね)に玉が入れば、大当たりの抽選を受ける権利が発生します。

 パチンコ台の大当たりの抽選は、非常にシンプル。大当たり確率400分の1の台ならば、400個のくじの中から、大当たりの1個を引き当てる。100分の1の台ならば、100個の中から1個。それだけのことなんです。

 で、このくじ。具体的には、ヘソに玉が入った時、数字が書かれた「番号札」をランダムに渡されると考えて下さい。そして、あらかじめ決められた大当たり番号と、配られた札に書かれている番号が同じかどうかを答え合わせし、同じならば大当たり、異なっていれば残念ハズレとなります。ハズレの場合は、番号札を返却。返却後に次の抽選が開始されるので、連続で同じ番号を引く可能性があります。

 このへんのしくみはサイコロと同じ。サイコロを振って1が出る確率はいつも6分の1であるように、大当たり抽選は常に一定の完全確率で行われます。なので、特に初心者が思い込みがちな「この台は1000回転もハマっているからそろそろ当たる」というのは、全く根拠がないのです。1回転目だろうが、1000回ハマろうが、当たりやすくなることはないのがパチンコ。その側面から言えば、オカルト攻略法はあくまで“根拠のない思い込み”なんですね。パチンコは無情でもあり、何人の前にあっても常に平等でもあるのです。

 昨今のパチンコ台は派手な演出の台が増えましたが、実はあれって、配られた番号札の結果発表を行っているだけなんですよ。たったそれだけのことを、少しでもユーザーに楽しんでもらうためにド派手に盛り上げているんです。

 そうですねぇ、例えるなら、ブラジルからカーニバルを、ハワイからポリネシアンダンサーを、ウィーンから少年合唱団をわざわざ呼びつけ、商店街のガラポン抽選会を贅沢にも全力で盛り上げてもらってるようなものでしょうか。「圧巻!」「楽しい!」「負けても良いモノが見られた」と感じる一方、「ハズれたら恥ずかしい」「無駄」と感じる人が多いのもうなずけますよね~。って、ちょっと話がそれちゃいましたか(汗)。

 さて、いかがでしたでしょうか。パチンコの大当たりのしくみについて、なんとな~くでもわかって頂けましたか? 次回からは今回の内容をふまえて、より勝ちに特化した内容へとステップアップしていく予定です。次も必読ですよ~! それでは、みなさんが今日も勝てますように。GOOD LUCK☆ 

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