冒頭で触れたきり、一切説明してなかった謎のワード「ボーダーライン」について、ここから説明していきます。

「ボーダーライン」とは一般的には境界線のことを指しますよね。これがパチンコ用語として使われる際は、特に「勝ち負けがチャラになる目安」の数値を指します。先ほどから、抽選を多く受けられたほうが勝ちやすいと説明してきました。「だいたい○回くらい抽選が受けられれば、この台では勝てる可能性が高くなる」ことを示す数値が、ズバリ「ボーダーライン」なのです。

「ボーダーライン」は勝つために非常に重要な数値ですので、ほとんどのパチンコ攻略誌に掲載されています。もちろん、私が所属している『パチンコ必勝ガイド』にも掲載されており、機種ページの右下に小さく表にまとめられて載っていることが多いですね。

 たとえば、『ぱちんこCR北斗無双』なら、等価交換の店で「17.0回」と記載されています。攻略誌に掲載されているボーダーラインは、「1000円投資した時に何回抽選を受けることができれば、収支がトントンになるのか」を基準にしています。

 ですので、『ぱちんこCR北斗無双』で言えば、1000円あたり17.1回以上抽選が受けられる=デジタルが回転する台が、「勝ちやすい台」ということになるのです。さらに抽選回数が18回19回20回と増えれば増えるほど、勝てる可能性はより高くなりますし、逆に16回15回14回……と少なくなるほど「勝ちにくい台」ということになります。

 勝つために重要なのは、ハマった回転数や激アツ演出をハズすかどうかではなく、ボーダーラインを超えているかどうか。この点のみを基準に台を探せば良い、ということなのです。各機種のボーダーラインの数値は、攻略誌の他にネットでも簡単に調べられますが、サイトによって数値にバラつきがあることがあります。個人的には攻略誌、または攻略誌が運営するサイトやアプリに掲載されている数値が一番信用できると思っていますので、参考にしていただけると幸いです。

 約2年にわたり、勝ちやすい台を探すコツをいろいろと伝授してきましたが、パチンコはシンプルに「ボーダーライン超え」の台を打ち続けることこそが、勝利への最短ルート。実はそんな「ボーダーライン超え」の台を探すコツは、いままでの連載で先取り紹介しているんですよ。ですので、バックナンバーもぜひ併せて読んでみてくださいね♪ それでは、みなさんが今日も勝てますように。GOOD LUCK☆

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