「私が“攻撃元を特定する作業に入っており、刑事告訴も検討している”と発言したこともあってか、その後、(サイバー攻撃は)ピタッと止まりました」と三木弁護士は語るが、その背後に深い闇を感じた人も少なくはない。前出の社会部記者は言う。「一連の騒動では、小保方氏一人が悪者にされましたが、背景に政治的要素があり、ビクビクしている者が複数いるのは確か。理研にだって、震え上がってる人がいないとは言えません。こうした者たちは、事件の風化をひたすら待っているはず。ところが、小保方氏が寝た子を起こすマネをまた始めたんですから……。サイバー攻撃した者は、そうした関係者の可能性だってないとは言えませんよ」

 さらにある理研関係者は匿名を条件に、こう漏らす。「彼女が本気で口を開けば、首が飛ぶ者は複数います。ただ、そうすれば彼女も“共犯”に問われかねないので、おいそれとは口にはできない。本当の狙いは、レシピ公開を名目に、“ある程度の時間が経過したら、なんらかの形で研究者として復帰させてもらえませんか”というメッセージのようにも聞こえるのですが」 これが万一、事実なら、なんとも高等な戦術……。今回の小保方氏による“大逆襲”は、どのような展開をもたらすのか。今後の動向が大いに注目される。

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